16, Sep 2011

大成功!

舟田潤子(版画家)

スペインでの個展

「第30回カダケス国際ミニプリント展」(30th MINI PRINT INTERNATIONAL OF CADAQUÉS, 2010 Spain)にてwinner賞を受け、2011年7月30日~8月5日の1週間、スペイン・カダケスのTALLER GALERIA FORTというギャラリーにて個展を開催させていただきました。
http://www.miniprint.org/in/in.html
(EXHIBITIONSをクリックしていただき、名前横のカメラマークより個展写真をご覧いただけます。)

カダケスについては日本では情報が少なく、実際に自分で足を運んで初めて知る事ができました。日本から乗り継ぎを経てバルセロナへ飛び、市内のバスターミナルから一日4、5本のバスで山道を越えて約3時間、やっと辿り着ける場所です。青い大きな空と澄みきった海に囲まれた入江には、たくさんのボートやヨットが浮かび、岸には白壁の家々が並んでいて、地中海沿いの落ち着いた静かな漁村でした。そこから少し歩くと、ダリが愛妻・ガラと過ごした「卵の家」と呼ばれるアトリエがあります。

個展オープニング初日、オープニングパーティーをしていただき、近隣からお越しの方に加え、さまざまな国からたくさんの方々が来られました。作品についてお話をしてはとても喜んでいただき、人が絶えず、閉廊時間を過ぎるほどで、大変盛況でした。家族連れやカップル、ふらりと立ち寄った方、ヨーロッパを旅行中の夫婦、バックパッカーの方...。初対面にも関わらず、絵を前にすると一瞬にして打ち解ける空気がありました。
その場で作品を持ち帰られる方が多く、50点ほどは預けていたものの、およそ半分が展示されている状態でした。スペインでは夏はサマータイムがあり、日暮れが20時以降と遅いため、シエスタという長いお昼休みがあります。特にこの町ではどこのギャラリーも夕方頃からオープンし、夜21~22時頃までの夜の時間帯が賑わっていて、日本とはまた違う感覚でした。

次年度の受賞者を決定する審査員の1人として、審査もさせていただきました。世界中から集まった約700点の中から6名を選出するのは本当に難しい仕事です。「版画」という一つのジャンルではありますが、国によって少しづつ概念も違い、表現の仕方が多種多様で驚かされる作品も多く、選出するのには何時間もかかりました。

海外では初の個展でしたが、国が違っても喜んでいただけるポイントは世界共通なのだと、改めて実感しました。作品を通して、日本だけでなく文化や伝統の違う世界の方々と触れ合えることは、とても新鮮でやりがいも感じ、制作精神に刺激を受けます。知らない土地での発表の成功によって自信もつき、これからもより一層制作に励みたく思います。少しでも多くの方々の空間に私のサーカス作品が溶け込むことによって、人々に笑顔をもたらし、何だかワクワクするような、明るく前向きな空気感を増殖していけたらと思っています。

今後は変わらず個展を続けるとともに、ワークショップ等の開催を予定しており、作品からつながる絵本制作も予定しています。
また海外での発表にもチャレンジし続けていきたいと思います。

▼ MINI PRINT INTERNATIONAL OF CADAQUÉS
http://www.miniprint.org/in/in.html

出発前の意気込みはこちら

舟田潤子個展
舟田潤子個展
舟田潤子個展
舟田潤子個展

舟田潤子 Junko FUNADA
舟田潤子 Junko FUNADA

1982年京都に生まれる。京都精華大学芸術学部造形学科版画分野卒業。
受賞歴は、2002年「USJCアートフェスタ2002」KIRIN特別賞、2004年「アートストリーム リバープレイス」大阪21世紀協会賞、2005年「第4回池田満寿夫記念芸術賞」入選、2006年「第5回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ」池田満寿夫大賞、2008年「第16回プリンツ21グランプリ展」新日本造形賞、「13th International Triennial of SMALL GRAPHIC FORMS, POLAND - LODZ 08」入選など多数。
銀座・京都で毎年個展開催。

舟田潤子オフィシャルサイト
http://www.candy-circus.com/


大成功!

Category: Column





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