文字と印刷の歴史が いまを生きる私たちに語りかけること――企画展「手書き文字から印刷の時代へ」を振り返って

26, May 2016

文字と印刷の歴史が いまを生きる私たちに語りかけること
――企画展「手書き文字から印刷の時代へ」を振り返って

手書き文字と印刷の歩みをたどる企画展「手書き文字から印刷の時代へ」が2016年3月26日と27日の両日、「日本写真印刷株式会社 本館」(国・登録有形文化財)で開催された。日本そして海外の動向も含む近代までの印刷の歴史を展観するという初の試みで、副題に「古文書、木版印刷から近代印刷への歩み」とあるように、展示会場となった「印刷歴史館」を2階から1階へと連続した流れで見学することで、手書き文字から近代印刷への道程をたどることができる展示構成となっている。それはどのような催しだったのか、主催者のコメントを道案内に、Web上で「再訪」してみよう。


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アーカイブズのデジタル化がめざすもの

05, Jan 2016

アーカイブズのデジタル化がめざすもの

筆者が専門とする「アーカイブズ学archival science」と「デジタル・アーカイブ」は、はたして「アーカイブ」を介して関係を持つのだろうか。正直なところよくわからない。それどころか、「デジタル・アーカイブ」を用いて語られる対象領域は拡張の一途を辿っていて、その様子を見るに付けて疑問が募るばかりだ──。


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{1+デジタル}アーカイブズ―建築資料をつかった試行錯誤

02, Dec 2015

{1+デジタル}アーカイブズ
―建築資料をつかった試行錯誤

建築の資料は、デジタル・アーカイブが一般化する以前から、マイクロフィルムによる記録がおこなわれてきた。単なる記録・保存のためであれば、それで十分かもしれない。ではなぜ、デジタルか。データにすることが生み出す効用を、建築資料を使った活動を通して、今一度考えてみたい。


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カワラ・オンたち:アーティストとツイッター・ボット

29, Sep 2015

カワラ・オンたち:アーティストとツイッター・ボット

コンセプチュアル・アーティストとして世界的に知られ、昨年の夏にこの世を去った河原温。その河原の名義で日々みずからの「生存」を告げるツイッター・ボット(自動的にツイートを投稿するプログラム)。河原の実践に魅せられ、テキストやパフォーマンスを通じてそれにアプローチしてきた奥村雄樹は、アーティスト本人の逝去後もツイートが続けられていることに興味を持ち、ボットの「中の人」であるポール・サイヤーにインタビューを行った。今回の寄稿は、その対話を記録した映像作品へのイントロダクションおよびサプルメントとして書かれたものだ。同じ名を持つアーティストとボットの奇妙な共通点と相違点、そして前者の逝去による両者の関係性の更新をめぐって、奥村の考察が素描されている。


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記録し、記憶しようとする“ひと”と“こと”

27, Aug 2015

記録し、記憶しようとする“ひと”と“こと”

私たちはなぜ「記録し、記憶しようとする」のだろう。今日という1日をやり過ごすだけなら、記録も記憶もそれほど必要ではない。むしろ過去を置き去りに明日を生きていけるのならば、幸せなのかもしれない。それでも、私たちは記録し、記憶することに多大な努力を注ぐ。"アーカイブ"について私たちが備えている情熱の源を探ってみる。


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シンポジウム報告「美術資料情報における大規模化と高度化」

27, Jun 2015

シンポジウム報告
「美術資料情報における大規模化と高度化」

国立美術館トップが語る「野望」は、その熱い語り口とは裏腹に、クールな戦略と強力なリーダーシップがその実現を予感させ、詰めかけた美術情報関係者の意識を覚醒させた。社会教育機関であるとともに、学術的専門研究の場である美術館の情報戦略はいかにあるべきか。国内最前線の美術館と研究所、ヨーロッパの先進事例の報告3件と合わせてレポートしたい。


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