29, Jan 2018

パフォーマンス「Every day is a new begininng -drawing 1/4-3/4」

会 場: UrBANGUILD(アバンギルド)
京都市中京区木屋町三条下ルニュー京都ビル3F
開催日: drawing 1/4 2017年9月26日(火)
drawing 2/4 10月30日(月)
drawing 3/4 12月08日(金)
主 催: ゴーダ企画 https://goda-kikaku.jimdo.com
演出・出演: 前田英一
振付・出演: 合田有紀、野村香子
音 楽: Yannik Pajet(作曲家/指揮者)、ryotaro (アコーディオン)
脚本・ドラマトゥルク: 出口雨
音 響: BUNBUN
協 力: UrBANGUILD、MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w、川島玲子

パフォーマンス" Every day is a new begininng"は、コンテンポラリーダンスのダンサー・振付家としての豊富な経験を活かし、ワークショップやイベントを開催してきたゴーダ企画が企画・主催する初の舞台作品。2018年1月のクリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)での公演(公演は終了しました)に向けて、2017年の大半を費やして、作品を制作した。京都在住のアーティストが共同し、作品に関わる全員がクリエイションに参加している。身体、キーワード、音・音楽をつなげながら、丹念に、各シーンが構成されていく。最終的にひとつの作品となる各シーンだが、単なる断片としてではなく、drawingと名付けられたその時点での完成形として、これまで3回に渡り観客の前で披露された。また、drawingとdrawingの間には、別の小スペースにおけるトライアルも、同じく観客の前で行われてきた。制作途上を公開しながら、フィックスされた動き、即興、観客との関わりとがつくるワーク・イン・プログレスである。

作品は、<地球の崩壊と再生の物語>である。理論物理学者の研究室と、滅亡に向かう地球のどこかが、舞台上の見えない<接点>によってつながったり切断されたりする。drawingの最終章、つまり大阪での公演には、超弦理論で知られる実在の理論物理学者が科学者の役で登場する。地球の崩壊とともに、何千年と積み上げてきた人間の叡智や概念はどこへ行くのか。作品の発端は、地球という足元が消え去り、人間が創造したすべての実態がなくなった後、人類が創造した概念はどうなるのかという疑問からであった。

本作は、とてもシンプルに考えられている。科学者は、チョークのみを携え、黒板に理論を板書し続ける。実験室や器具を必要としない理論系の学者が象徴するように、本作の究極の目標は、身体ひとつを持ち運び、どこででも上演できることである。あらゆる災難や災害を前提に、道具立てが整わない場合にでも作品を伝える方法が、この本作には込められてもいるのである。

制度や環境が整うほどに表現者のダイナミズムが失われていると感じる近年、不便・不自由・不安であることは、むしろ身軽で、もっとも刺激的な制作のモチベーションになるのではないだろうか。3回のdrawingの後、大阪では、かつて荒廃寸前であった造船所跡地での公演である。今、ここは多くの先進的で敏感な芸術家たちの拠点である。芸術は、時代とともに失われた価値のうえに新しい歴史を再編集する。本作の題名" Every day is a new begininng”も、そのように理解できるのである。
(松尾 惠 MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w)

drawing1/4と3/4の記録画像

https://everydayisanewbeginning.themedia.jp/posts/page/1?type=grid

プロジェクトメンバー

https://everydayisanewbeginning.themedia.jp/pages/1392549/page_201711020024

大阪公演のフライヤー

大阪公演のフライヤー(オモテ)
写真撮影:金サジ
※本公演は終了しました。

大阪公演のフライヤー

大阪公演のフライヤー(文字面)
写真撮影:西村勇人
※本公演は終了しました。


パフォーマンス「Every day is a new begininng -drawing 1/4-3/4」

Category: Events





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