13, May 2011

財団助成イベント連動企画
KYOTO OPEN STUDIO 2011

5月に京都市内各所で、ニッシャ印刷文化振興財団が助成するKYOTO OPEN STUDIO 2011が開催される。会期中は京都市内に点在している、作家が自主的に運営するスタジオを一般公開すると同時に、制作現場にて展覧会が行われる。

京都、アートの現場へ

「KYOTO OPEN STUDIO 2011」は、京都市内に点在している、作家が自主的に運営するスタジオを会期中のみ一般公開し、制作現場での同時開催展覧会です。
京都には、作家たちが作品を発信するために拠点としているスタジオが点在しています。
KYOTO OPENSTUDIO 2011 は、それらのスタジオを同時期に一般公開し、アートが生み出される「現場」を来場者に感じてもらうと共に、スタジオとさまざまな人とのつながりを築くことを目指します。
制作現場へ実際に足を運び、作家や作品に触れることで、美術館やギャラリーでの鑑賞とは違った鑑賞者と作家や作品との新たな関係が生み出されることでしょう。

開催にあたって

近年京都各地では、作家同士が共同で運営するスタジオが増えてきています。その流れの中で、一昨年から京都・桂周辺にてスタジオたちが集まって自主的に行う企画、「オープンスタジオ」が開催されてきました。オープンスタジオとはスタジオを一般開放し、制作現場での展示やイベントを行い交流をはかるというもの。ギャラリーや美術館での展示とは違い、作家に近いところで作品や本人に触れられるこのような機会が好評を呼んでおりました。
今回の「KYOTO OPEN STUDIO 2011」では「G Art Studio」「SoM」「studio90」「淀」などのスタジオが参加します。さらに今回は、これまでのスタジオ公開だけではなく、記録型のオープンスタジオとして各スタジオ作家のインタビュー冊子を作成いたします。また、なかなか一堂に会すことのない各スタジオの作家たちが集まる場を設け、「スタジオ」をテーマにしたトークイベントなどの開催を予定しております。
KYOTO OPEN STUDIO 2011 は、京都を拠点に日本や世界で活躍する作家を知り、身近に触れることができる絶好のチャンス。今現在の京都で起きているアートと作家達の溢れるエネルギーをみなさんに生で感じていただける機会となることでしょう。
今、この日本で私たちができること。誰しもが改めて考えなくてはならない状況になりました。この世の中で芸術が何をできるか、アートで何ができるのか、また、この京都という土地で何ができるのか。今、こんな時だからこそたくさんの知恵と力を合わせ、自分たちのできることをしていくのが良いのだろうと思います。この企画も、少しでもそんな動きの一部となれたらと心から願います。

名 称 KYOTO OPEN STUDIO 2011
会 期 2011 年5月20 日 ‒ 29 日の金、土、日
(20(金)、21(土)、22(日)、27(金)、28(土)、29(日)の6 日間)
*スタジオによって開廊日が異なる場合があります。web にて情報をご確認ください。
*5/14(土)12:00- プレイベント・公開ミーティング『OPEN METTING!』開催。
参加スタジオ アトリエ家ー、G Art Studio、studio90、SoM、TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS、淀、ほか
入場料 無料
主催 KYOTO OPEN STUDIO 実行委員会
企画 Antenna Media
問合先 KYOTO OPEN STUDIO 2011 実行委員会
Email:kyotoopenstudio2011@gmail.com
TEL :090 2093 1860(担当:旭 藍子)
公式HP http://kyoto-openstudio2011.tumblr.com

)企画/AntennaMedia
Antenna Media は、様々な媒介によって人や場をつなぐ活動です。アートを通じて社会の在り方を再考し、京都の歴史を今に接続し、これまでの枠組みを越え芸術・文化を発信することを目指します。
WEB:http://www.antennakyoto.com
Email:media@anntenakyoto.com


参加スタジオ紹介

(50音順)

1G Art Studio

G Art Studio

「G Art Studio」は4 人の共同スタジオとして2009 年に始動しました。
現在は欠員のため3 人で使用していますが、素寒貧ぎみのためスタジオメンバー募集中です。
20 坪というそこそこのスペースで、工夫と思いやりを駆使し、金属・木材・樹脂など様々な素材を扱い、立体、平面、デザインなど様々なジャンルで表現活動に励んでいます。
エレガントでクールな作品に憧れながら、地道にまじめな作家たち。オーガニックライフが可能な自然に囲まれ、ケミカルな素材を扱う若手アーティストの共同スタジオです。
「G Art Studio」略して「GAS」の成分は、遊び心と、努力の混合ガスかも知れません。

<所属作家>岸本 寛興、児玉 真人、山本 桃子
京都府京都市北区上賀狭間町17-6 1F

2SoM

SoM

2011 年5 月、SoM をオープンします。
伏見や桂からもほど近い京都市南部に位置するSoM は、田中幹が自宅の一角を改装し設けた制作スタジオです。その名は「The Studio of Motoki TANAKA」の略称として付されました。
またそれ以外にも「Self-Organizing Model」や「双務」といった意味を含みます。つまりSoM は田中個人の制作室であるのと同時に、出入りする人びとと濃密な関係を築くための場となることを目指しています。
そのため今後は作品展示だけに留まらない幅広い活動を実施して参ります。自らが生まれ育った環境で制作を続けること、そしてそこにはあらゆる人びとが関係するということ。
アーティスト自身のプライベートとオフィシャルを組み合わせたスタイル、それがSoM です。

<所属作家>田中 幹
京都市南区上鳥羽岩ノ本町64-6

3studio90

studio90

2008 年1 月、私共は京都市久世にstudio90 を立ち上げました。
studio90 とは、私共の制作空間と共に、ギャラリー 空間を併せ持ち、実験的な作品展示等、さまざまな展開を行っていくスタジオです。
決して広いとは言えませんが、このスタジオを拠点として、自らアクションを起こし、社会と繋がっていければと考えています。

<所属作家>泉洋平、田中真吾、森川穣
京都市南区久世大藪町490-1-3

4studio gris

studio gris

現在東山区今熊野にある古い一軒家を、陶芸のアトリエとして弟と借りています。
私はオブジェを主に半磁器で制作しており、弟は土もので食器を制作しています。

<所属作家>松本郁美
〒605-0952 東山区今熊野宝蔵町


参加スタジオ紹介

(50音順)

5TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS

TAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS は、高橋耕平個人の住居兼作業場です。縦に細長く3フロアに区切られた建物の下階の空間を主な作業場として使用しています。
中階は玄関&書庫とリビングダイニングに、上階は寝室等の生活空間になっていますが、それぞれ場合に応じて制作場所に変わります。
1 人の作家の日常が至る所に表象されている場所がTAKAHASHI KOHEI STUDIO&ROOMS です。

<所属作家>高橋耕平
京都市北区紫野東泉堂町18-4 志田テラスハウス3

6アトリエ家ー

アトリエ家ー

成安造形大学卒業の作家数名が、京都市内で共同スタジオを探していたところ 偶然巡り合った元染め工場。数回のメンバーの入れ替わりを経て、2010 年から現メンバーでシェア。
制作やミーティング、勉強会、他府県からの作家を迎えゲストルームとしても活用している。メンバー同士、周辺の様々な作家を巻き込みながら、グループ展を企画運営したり、ヴィジュアル BOOK を制作するなど、人との関わり/繋がりをベースに、有機的に活動の幅を広げている。
毎年恒例「お正月の餅つき大会」を近くの公園で催し、今年はご近所の方達の参加のほか、香川や埼玉、東京からも作家仲間達が駆けつけた。
今回のオープンスタジオでは、以前このアトリエを使用していたアートユニットwah documentや西絢香たちの作品も展示する予定です。

<所属作家>すずきあい、富永大士、中川潤、安井菜緒子、渡邊真由
〒603-8312 京都市北区紫野中柏野町22-14

7

淀

「淀」は京都市伏見区に在る共同スタジオです。
スタジオは鉄工所や機械部品工場の立ち並ぶ工業団地に位置しており、その土地と建物には、 脈々と受け継がれてきた力強い創作の空気が満ちています。
2010 年5月。そういう空気に引き寄せられて私たちは集い、「淀」は動き始めました。日常から隔てられた特異点のような環境で、多様な感性が交わり、揺さぶられ、溶け込み、 反応する。そうした創作の現場が「淀」の在り方だと考えます。

<所属作家>おかひろし、亀井洋一郎、林 大作、北條裕人、森彩華、安田知司、矢津吉隆
京都市伏見区横大路一本木24-6 淀工業団地内


過去のオープンスタジオ風景
G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

G Art studio 撮影:加瀬部 敏志

studi90 撮影:阪上 千夏

studi90 撮影:阪上 千夏

studi90 撮影:阪上 千夏

studi90 撮影:阪上 千夏

ULTRA FACTORY 撮影:加瀬部 敏志

ULTRA FACTORY 撮影:加瀬部 敏志

ULTRA FACTORY 撮影:加瀬部 敏志

ULTRA FACTORY 撮影:加瀬部 敏志

淀(京都藝術トーク風景) 撮影:阪上 千夏

淀(京都藝術トーク風景) 撮影:阪上 千夏

淀(京都藝術トーク風景) 撮影:阪上 千夏

淀(京都藝術トーク風景) 撮影:阪上 千夏


財団助成イベント連動企画
KYOTO OPEN STUDIO 2011

Category: Feature





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