18, Jan 2010
ニッシャ印刷文化振興財団は、京都市立芸術大学との共催で日米欧5芸術大学学生による俳句をテーマにした世界巡回展「Hi, Q!」を開催します。俳句をテーマに日本の文化への理解をはかるとともに、人間の基底に流れる感性の共通項を見いだし、国境を越えた相互理解を深めることを目的としています。なお、この展示は京都市立芸術大学大学会館ホールで開催されたもの以外では国内で初の展示となります。
| 展覧会名 | 「Hi,Q! (ハイ、クー!)」 |
|---|---|
| 展示内容 | 日米欧の5芸術大学の学生が俳句をテーマに制作した作品 |
| 開催日時 | 2010年1月23日(土) 10:00~16:30 *入館は16:00が最終 |
| 開催場所 | 日本写真印刷株式会社内 本館2F (京都市中京区壬生花井町3) |
| 入場料金 | 無料 |
| お問合せ | 075-823-5318(ニッシャ印刷文化振興財団) |
【本件に関する問合せ先】
ニッシャ印刷文化振興財団
事務局
電話 075-823-5318
この展覧会は、日米欧の5芸術大学の学生が日本の俳句をテーマに作品を制作し、各国を巡回するという企画です。俳句をテーマに日本の文化への理解をはかるとともに、人間の基底に流れる感性の共通項を見いだし、国境を越えた相互理解を深めることを目的としています。
2009年3月のボローニャ展を起点に2009年9月に京都展を開催しました。2010年度は、ハンブルグ、パリ、ニューヨークで巡回展の開催を予定しています。また、アメリカもしくはイタリアでの作品集の出版も計画中です。
京都市立芸術大学(日)
Kyoto City University of Arts -Visual Design
ボローニャ・アカデミー(伊)
Accademia di belle artri di Bologna
フランス国立高等装飾美術学校(仏)
Ecole Nationale Supérieure des Arts Décoratifs -Image imprimée
ハンブルグ応用科学大学(独)
Hochschule für Angewandte Wissenschaften Hamburg -Department Design
パーソンズ・ニュー・スクール・フォー・デザイン(米)
Parsons The New School for Design -Illustration
各大学約20名、総数99点の作品
分けいっても 分けいっても 青い山 (山頭火)
おそろしや 石垣崩す 猫の恋(子規)
夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡(芭蕉)
古池や 蛙飛びこむ 水の音(芭蕉)
2009年3月23日~26日 ボローニャブックフェア(イタリア・ボローニャ市)
2009年3月23日~4月30日 仏伊交流会館(イタリア・ボローニャ市)
2009年3月26日 ブックフェア会場にて5大学教員によるパネルディスカッションを開催
![]() ブックフェアエントランス |
![]() ブックフェア会場 |
![]() パネルディスカッション |
![]() 各校学生が会場内で交流 |
![]() 仏伊交流会館会場 |
![]() 仏伊交流会館会場 |
2009年9月25日~10月2日 京都市立芸術大学 大学会館ホール(京都市)
会場エントランス

京都展会場
各国で翻訳されていることを念頭に、各時代を代表する俳人を選択。学生は任意に一句を選択し、そこから想起されるイメージを描いていきました。各大学でベスト20の作品を選び合計ベスト100の作品にて巡回展を構成しています。

江戸時代前期の俳人。それまでの日本における詩歌を基にしつつ、日常的なものを素材とする独自の「蕉風」と呼ばれる芸術性の高い句風を確立し、俳聖と呼ばれています。江戸から東北、北陸を巡り岐阜の大垣まで旅した紀行文『奥の細道』の作者です。

江戸時代中期の俳人で、俳諧を確立させた中心的人物。画家でもあり、俳画の創始者としても知られています。写実的で絵画的な発句を得意としました。松尾芭蕉に憧れてその足跡を辿り東北地方を周遊、独創性を失った当時の俳諧を憂い「蕉風回帰」を唱えました。

芭蕉、蕪村と並び称される江戸俳諧の巨匠の一人であり、江戸俳諧中興の祖といわれています。貧農の生まれ、幼少時の生母死亡、継母との軋轢などの家庭環境による自虐的な作風、また風土と共生する百姓的な視点と平易で素朴な言葉遣いを特徴としています。

明治時代を代表する文学者であり、俳句・短歌・新体詩・小説・評論・随筆など創作活動は多岐に渡りました。殊に近現代における短詩型文学の方向を位置づけた改革者としての功績が大きいです。晩年の約7年間は当結核を患い、34歳の若さで早逝しました。

明治時代の俳人。季語を含めない自由律俳句の代表的人物です。静のなかに無常観と諧謔性、そして洒脱味に裏打ちされた俳句を作りました。東京帝国大学法学部を卒業し保険会社の要職にも就いた俊英でありながら、性格は偏向的であり、酒乱であったとされています。

明治・大正・昭和初期にかけての俳人で、放哉と共に自由律俳句の最も著名な俳人の一人です。父、母、弟を自殺で失い、自身も妻子を捨て出奔しその後は生活苦から自殺未遂を起こすなど波乱の人生を送りました。旅を続けて句を詠み、その作風は「動」と評されています。
イベント連動特集
「Hi,Q!」展
Category: Feature