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COLUMN

コラム

僕らは、日々変わる vol.4(八月ちゃん)文・写真: オガワコウイチ(おやすみホログラム プロデューサー)

2020 07 08
オガワコウイチ

なんか買い物した?

八月ちゃん

ホットプレート!

オガワコウイチ

いいね。

八月ちゃん

前から欲しかったBRUNOっていうメーカーの蓋つきでまろやかな色のやつ。

オガワコウイチ

オシャレなやつだ。

八月ちゃん

そう!
うちにたこ焼き器あるしいいかーって思って何年も買わなかったんだけど、4月半ばくらいにタイミングだってなって買った。

オガワコウイチ

家でパーティ。

八月ちゃん

A4サイズだから一人暮らしにちょうどよくてホットケーキ焼いたり、たこ焼きプレートも大玉で嬉しい。

オガワコウイチ

なんかさ、ここまで話してて思ったのは思ったより元気そうだなって。
2ヶ月ぶりくらいに話したけど。

八月ちゃん

そう、元気!

オガワコウイチ

いやもっと鬱っぽくなってるのかと思ってたんだわ。

八月ちゃん

以外に早く色々やりたくてうずうずしてる!
余力が有り余ってるから何かしらやりたい気持ちが強いし、配信とかももっとしたい。

オガワコウイチ

やりましょう。
こんなに休んだことないもんね。

八月ちゃん

そうだね、人生においてこんなにじっとしてないといけない期間なんてなかったじゃん。

オガワコウイチ

おやホロ初めて6年目でさ、こんな時間あることってなかったし、人に見られることもなくなって、おやホロがなかった人生って感じ?

八月ちゃん

いやそれだったらこの期間も普通に働いてそうじゃない?

オガワコウイチ

それもそうだ。

八月ちゃん

不思議な期間だよね。
こんなにウィルスが世の中に蔓延するなんておもってなかったもん。

オガワコウイチ

2/27のワンマンを延期した時は5月の九州ツアーはやれると思ってたもんね。

八月ちゃん

そうだねー、まだ色々と見えづらいしね。

オガワコウイチ

今アウトプットしたくなってる?

八月ちゃん

なってるよ。

オガワコウイチ

歌いたい?

八月ちゃん

歌いたいよ!
あと最近ラジオ始まったじゃん。
その中で「八月ちゃんの勝手にCMソング作っちゃうぞ」みたいなコーナーみたいな感じでワンフレーズ作ったのね。
自分で作って歌ったりしたものを聞いてもらうとか、やっぱりそういうのも楽しい。

オガワコウイチ

うん。

八月ちゃん

それで歌ったり作ったりしたものを人に見てもらいたいなっていう欲求が自分の中にあるんだって改めて気づいたんだよね。
日々目まぐるしくライブをしてるとそれが当たり前になっちゃうというか、見せてるのが当たり前の状態の中にいるとさ、自分は実は何もしていなくても生きていけるんじゃないか、それで大丈夫なんじゃないかって思ってたんだけど。

オガワコウイチ

昔よく言ってたよね?
私は別に歌わなくても良いんじゃないかとかさ。

八月ちゃん

そうそう、絵も描かなくても生きていけるしみたいな。
確かに生きてはいけるんだけど、なんだろ、発表したりとか見てもらったりとか、それをしたいっていう欲求がちゃんとあるんだっていうのがこの期間に自分の中で改めて認識できたから。

オガワコウイチ

この6年間ずっと人前に出てたからそれが実感しづらかった感じはあるよね。

八月ちゃん

そう、改めてそう思えるというか、そういう感覚になれたというか、それを自分で認識できたのは良かった。それで今前向きなんだと思う。

オガワコウイチ

そうだね、なんか明るいオーラ見えるわ。

八月ちゃん

あ、ほんとに笑。

オガワコウイチ

ハチコの世代だと3.11もあったし、今コロナじゃん、そういうのを通過すると自分の中のアウトプットも変わってくるよね。

八月ちゃん

そうだね。

オガワコウイチ

まだ渦中だからわかんないとおもうけど、これで1、2年たったら価値観も変わってくるよね。

八月ちゃん

オガワさんは自分の中の軸が変わる感じ?

オガワコウイチ

俺はかなり変わっていくかも。

八月ちゃん

私は基本的に自分の中の軸は変わらないと思う。
3.11の時もそうなんだけど、なんていうんだろ、すごく世の中が悲しい空気じゃん。
今ももちろん悲しいし、なんていうか世の中って悲しさがずっとあるじゃん。
そういうものに対して自分の視点から作った作品をさ、私は世の中に対してぶつけるっていうタイプじゃないと思うのね。
寄り添うみたいな?

オガワコウイチ

俺の感覚で言うと今まで曖昧にしてきたことに対して自分のスタンスがくっきりしたって感じがしてる。
一人でいる時間が長いとさ、やっぱり嫌なものは嫌だし、好きなことは好きっていう感じ。

八月ちゃん

そうなんだー。
まあわかりやすくはなるんだけど私は基本的に嫌いなものに対してそんなに過剰に反応しないタイプだから、好みじゃないものが視界に入ってきてもそれは仕方ないから放っておけるというか。
自分のテリトリーに招き入れようとは思わないんだけど自分のテリトリーにたまたま入ってきちゃう分にはいいかって。
あとは私がハマり体質っていうのもあって好きなものに対して全力で好きっていうのも控えてるのかも。 もちろん自分の近くに置いたり要素を取り入れたりはするんだけど、うーん難しいな。

オガワコウイチ

言わんとしてることはわかる。

八月ちゃん

過激に反応しないって感じ。
色々なものに対してそういうのもあるよねってスタンスでいるかな。

オガワコウイチ

さっきの話だけどライブしなくても生きていけるって言ってた人がやっぱりやりたいと思ったってすごく良いなと思った。

八月ちゃん

これまでライブの環境ってバッチリ整ってたわけじゃん。
歌う環境が整ってる分逆に絵が描けてない状態がすごくあって葛藤してたんだけど、今の歌えてない状況になるとやっぱり歌うことが好きなんだなって改めて思ったし、もちろん絵も描いていきたいんじゃんって思えた。

オガワコウイチ

これからやることの参考に前のライブとか見返したりするんだけど。

八月ちゃん

うんうん。

オガワコウイチ

リキッドの装飾よかったわ。

八月ちゃん

えー、あの映像出してよ!
せっかく美術チームの皆であんなに死に物狂いで作ったんだから笑。

オガワコウイチ

改めて見るとめちゃくちゃいいな、あれ。

八月ちゃん

でしょー!

オガワコウイチ

装飾もライブの内容もいい。

八月ちゃん

でもね、当時オガワさんはけちょんけちょんに言ってた!
めちゃくちゃ言われてなんなんって思った笑。

オガワコウイチ

今おやホロに対する距離感がちょうどいい感じになってて、あのライブ全体を見返すとめちゃくちゃ良くて、ああいうこともう一度やりたいなって思ったの。

八月ちゃん

そのときは八月ちゃんが舞台監督またやるから!

オガワコウイチ

過去にやってきたことをこの休みの期間にやっと振り返れた気がするんだよね。

八月ちゃん

ああいう作り込んだステージって私はすごく好きなんだよね。
他のアーティストさんのライブ行った時にさ、装飾含めて一つの空間として見せるライブってすごく好きだから、自分もやりたくてああなったんだよね。

オガワコウイチ

後から見返して、ワンマンとして強度があるなって思った。

八月ちゃん

演者が出てきた時にお客さんって一番盛り上がると思うんだけど、ステージ上に普段無いものがあると、これはどう機能するんだろうとかワクワクする感じが好きなんだよね。

オガワコウイチ

俺も考えを改めましたわ。

八月ちゃん

また舞台監督として呼んで笑。

オガワコウイチ

もちろん笑。
とりあえず今年、おやホロとして出ていけるのは夏以降になるのかなー。
そうなったら個人的にやってみたいイベントある?

八月ちゃん

まずは個展したい。

オガワコウイチ

個展無くなっちゃったもんね。

八月ちゃん

5月に予定してたんだけど延期ということになってるよ。

オガワコウイチ

それ用に絵は描いてたんだっけ?

八月ちゃん

うん、描いてた。
それを出す機会があればいいなって思ってるけど、延期になってるからそれはそれで。
古民家を一件借りてその中で展示をするって内容だったのね。
別の個展用にまた新しく描いてもいいと思ってる。

オガワコウイチ

今年中にやれそう?

八月ちゃん

うーん、古民家のやつは来年かな。

オガワコウイチ

いっぱい描きなよ。

八月ちゃん

あとはウクレレのイベントやりたい。

オガワコウイチ

上手になった?

八月ちゃん

どうでしょう笑。
ウクレレの曲は自分で継続して作りたいなって思った。

オガワコウイチ

やりたいこと全部やっちゃえばいいよ。

八月ちゃん

あと一度やってみたいことがあって、一人で小芝居みたいな感じで物語を読むところから始まって、「そこで雷が!」みたいな感じで雷の曲をウクレレで歌ったり。

オガワコウイチ

それミュージカルってこと?

八月ちゃん

そうそう、そういうのをやりたい!
「ここで雨が降ってきたのです!」っていったら絵の具をばらまくとか。
そういう一人芝居、八月ちゃん劇場というか。

オガワコウイチ

八月ちゃん劇場って某新喜劇みたいなイメージが笑。

八月ちゃん

いやいや笑。 もっとミュージカルよりというか装飾もやって、そういうのやりたいな。

オガワコウイチ

一人?

八月ちゃん

うん、一人の方が完結しやすいからね。
ハプニングがあっても私がこう見せたいっていうイメージで作れるし、視覚とか聴覚とかフルに使ってやりたい。
お客さんにもビニールとかで汚れないようにして、そこまでめちゃくちゃできるものをやってみたい。割と結構イメージはくっきりしてるかな。

オガワコウイチ

部屋で自分で撮影して試してみてもいいかもよ。

八月ちゃん

あー、学生の頃結構映像で自分のこと撮ってたな。

オガワコウイチ

あー、あのコミカルなやつ。

八月ちゃん

そう、コミカルなんだけどメッセージとか意思とか隠されてるのが好き。

オガワコウイチ

あれ結構面白かった。
もっとやればいいのにって思ってた。YouTuberじゃないけどああいうの向いてると思うよ。

八月ちゃん

確かに動画ならすぐ出来るか。

オガワコウイチ

そうそう。

八月ちゃん

確かに。
曲もつけられるしな。
皆に会えるようになったらリアルでやる!

オガワコウイチ

ライブハウスでやるのもいいね。

八月ちゃん

汚しても怒られないかな?

オガワコウイチ

大丈夫でしょ。

八月ちゃん

そういうやってみたいことを詰め込んだみたいなのやりたいな。

オガワコウイチ

コメディエンヌっぽさは前からあると思ってたからそういう面が出てもいいかもね。

八月ちゃん

コメディエンヌっていうか私は普通に生きてるつもりなんだけどね笑。
でもそういう役に回りがちだよね。

オガワコウイチ

それを逆手に取ればいいんじゃない?

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おやすみホログラム | OYASUMI HOLOGRAM

⼋⽉ちゃんとカナミルによるオルタナティブユニット=おやすみホログラム。
全楽曲の作詞・作曲を⼿がけるオガワコウイチのプロデュースにより2014年9⽉より現体制にて活動開始、2015年9⽉に1st AL『おやすみホログラム』を発表。以降、全5枚のオリジナルアルバムを発表、昨年には再録BEST『1』をリリース。
ライブ活動においても、2015年に新宿LOFTでの初ワンマンをSOLD OUTした他、渋⾕O-WEST、渋⾕WWW、恵⽐寿LOQUIDROOM等でのワンマン、イベントにも積極的に参加し、2019年には2度の全国ツアーを⾏うなど、積極的に展開。
2⼈の異なるキャラクターが⽣み出す世界観は、所謂アイドルとは程遠い特異な存在として、ファンのみならずミュージシャン、クリエイターからも注⽬を集めている。

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