AMeeT
ARCHIVES

アーカイヴと再制作

連載「巨大な書庫で迷子になって」(全3回)第1回:美術館とオンライン・アーカイヴ文:佐藤守弘(視覚文化研究)

2018 01 11

今回は、MoMAのデジタル・アーカイヴを例として、美術館におけるコレクションとアーカイヴズの役割分担を概観してきたが、これは絵画や彫刻といった伝統的な美術作品の場合であり、近代的な芸術に対する考え方とそれに由来する「作品」概念を前提としている。ところが、現代ではそうした概念は疑問視され、オリジナルとはなにかという問題もまた自明のものではなくなってきている(デジタル写真のオリジナルとは一体なんだろうか)。次回ではオリジナル/コピーの問題を含み、その存在自体が元来アーカイヴ的であると指摘されてきた写真を主なトピックとして採り上げたい。


PAGE TOP