
修復・再制作プロジェクトにエンジニアとして関わった3人による対談:第3回(全3回)―遺し方に関する8つの議論対談:古舘健×三原聡一郎×白石晃一
2019 11 27
古橋悌二によるヴィデオ・インスタレーション作品『LOVERS――永遠の恋人たち――』、三上晴子による大規模なインタラクティブ・インスタレーション『欲望のコード』、國府理による軽トラックのエンジンを水中に沈め、稼働させる作品『水中エンジン』。これらの作品はいずれも、アーティストの死後、修復・再制作が行われている。AMeeTでは、それぞれの修復・再制作プロジェクトにエンジニアとして参加した3人による対談を掲載する。第3回では「作品をスコア(楽譜)として遺すこと」や「再制作チーム自体の複製」など、遺し方について議論されている。
目次
記事は全3回で、最終回となる今回は14章から21章までを掲載する。各作品の概要及び修復・再制作の概要は第1回に掲載。「実際にどのような方法・方針で修復・再制作を行ったか」「アップデート・改変についての判断」などについての議論は第2回に掲載。