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TECHNOLOGY

テクノロジー

phono/graph × NISSHA
『silence』project

2019 12 03

新たな〈音と文字の関係〉を考察するアーティストユニット「phono/graph(フォノ/グラフ)」が、Nisshaグループの新しい高品質カラーデジタル印刷システム「NDP(Nissha Digital Printing)」と出合って制作した大型本『silence』。“沈黙”をテーマにしたこの本は全300ページ、横幅が約73cmという、“本”の概念をくつがえすようなビッグサイズ。コンセプトや制作プロセスについて、phono/graphメンバーで、この本の監修を担当したサウンドアーティスト・藤本由紀夫さんに伺った。

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取材・執筆・編集:杉谷紗香(piknik)

読む人も、作る人も、体験したことがない本をつくりたい

phono/graphの『silence』projectは、「NDP(Nissha Digital Printing) ※1 」を用いたアートブック制作プロジェクトとして2019年にスタート。完成したアートブックは9月に国立京都国際会館で開催された「ICOM京都大会2019」ミュージアムフェアで初めて公開され、世界各地から参加したミュージアムの専門家たちから好評を得た。

この本の監修を担当したサウンドアーティストの藤本由紀夫さんは、アートブックの印刷に用いた「NDP」の印刷システムについて、「1冊からでもフルカラーの冊子が制作できることと、デザインデータからそのままダイレクト印刷できる『Data to Print』が可能なことが魅力的でした」と言う。

「このプロジェクトでは、印刷の概念を変えるような実験ができたらと、ミーティングを月に1〜2回行ってきました。毎回、phono/graphメンバー同士でアイデアを共有して意見を出しあいながら、これまでの本づくりとは異なる視点をもって、“作品”として本をつくることを目指して制作を進めました」(藤本さん)

※1 詳細は本記事最終ページに掲載。

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