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TECHNOLOGY

テクノロジー

ホテル アンテルーム 京都内に誕生
映像作品鑑賞に特化した“kumagusukuルーム”

2016 08 09

2. コンセプト/室内空間

2-1. コンセプト

kumagusukuルームにはKYOTO ART HOSTEL kumagusukuの「展覧会の中に宿泊する」というコンセプトが引き継がれている。そして、数ある展覧会の形式の中でも、kumagusukuルームは映像鑑賞に特化した空間となっている。

kumagusukuルーム(向かって左がエントランススペース、独立壁を挟んで右が映像展示スペース兼ベッドスペース) 画像提供:ホテル アンテルーム 京都

kumagusukuルーム(向かって左がエントランススペース、独立壁を挟んで右が映像展示スペース兼ベッドスペース)
画像提供:ホテル アンテルーム 京都

2-2. 映像展示スペース兼ベッドスペース

入室し、ホテルのデスクスペースを兼ねるエントランススペースから、独立壁を挟んだ先は映像展示スペース兼ベッドスペース。同スペースのベッドは、105cmサイズのシングルベッドを二つ並べた、いわゆるハリウッド仕様となっている。映像鑑賞しやすいよう特注のベッドヘッドとサイドテーブルが設置されており、さらにベッドの上に体を預けることができる大きなクッションが置かれているなど、長時間の映像鑑賞を想定している。美術館やギャラリーでの映像作品展示・上映は、鑑賞の環境という点において最適なコンディションとはいえない場合が多いし、映像鑑賞のために作られた映画館のような空間にて、美術館で展示・上映されるような映像作品が上映される機会は多くない。kumagusukuルームは、長時間の映像鑑賞に最大限配慮しているという点で、映像作品鑑賞にとって貴重な空間であるといえる。なお、映像に没入してもらうため、映像展示スペース兼ベッドスペースから部屋全体を見ると黒い壁面のみが視界に入るように設計されている。

2-3. エントランススペース

前述の通り映像展示スペース兼ベッドスペースから見た壁面は黒に統一されているが、入室してすぐのエントランススペースから部屋全体を見た角度には、ブナ材、モルタルが素材として用いられていたり、ネオンサインが設置されているなどKYOTO ART HOSTEL kumagusukuの意匠が持ち込まれている。これにより映像展示スペース兼ベッドスペース側から見た部屋の印象と、エントランススペース側から見た部屋の印象が異なることも、内装の特長だ。エントランススペースにはkumagusukuとSANDWICH選定による黒にまつわる作品群が展示されており(※5)、同スペースの本棚にはkumagusukuルームのイメージに合わせてYUYBOOKS(※6)が選出した本が並んでいる。

※5)2016年8月9日現在、エントランススペースには石塚源太、小宮太郎、西條茜、ジダーノワ・アリーナ、名和晃平、矢津吉隆 + 林大作、映像展示スペース兼ベッドスペースには前端紗季、宮永亮の作品が展示されている。

※6)京都松原京極商店街にあるいろいろデザイン内の本屋。
http://yuy.jp/


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