ミライスカート⁺ 1stアルバム『C3Tones』
発売記念インタビューリスタート・トゥ・ザ・フューチャー 後半インタビュー:ミライスカート⁺、関口夏光(agehasprings取締役)、水谷慎吾(Mizutani & Co.,Ltd.代表取締役/アートディレクター)、KOHD(agehaspringsクリエイター)
2. ビジュアルデザイン
(中本)
続いて水谷さんがデザインされたアルバムのアートワークについて伺います。水谷さんはいつからミライスカートに関わっているのでしょうか。
(水谷)
2ndシングルからです。
(関口)
初期からずっとアートワークをまとめていただいています。
(オガワ)
じゃあ水谷さんもずっと関わっておられるんですね。
(水谷)
はい。
(中本)
アルバムのアートワークに関しては、どういうやりとりの中で作り上げましたか。
(水谷)
楽曲と同じでまず児島さんから大きなテーマをいただいて、そのうえで僕からどんなビジュアルにするかという方向性をプランニングして提案しました。方向性が決まってから実作業に入って、という流れですね。音楽と同じで児島さんのご意向に沿った形です。ただ児島さんから具体的な指示があったというのではなく、いくつかワードをポンポンポンともらって、それに対してどうビジュアル化するかを考えました。
(中本)
児島さんはどういう要望を出したんですか。
(児島)
ミライスカートがミライスカート⁺として再出発するアルバムにふさわしい「飛び立つぞ!」というイメージをもっていました。これまでのマイナスなイメージを払拭するため、爽やかな新しいビジュアルがほしいと思って、そうしたことを伝えました。
ミライスカート時代に、メジャーデビュー曲とその次のシングルのジャケットを水谷さんが手がけてくださっているのですが、そのジャケットが好き過ぎるから「水谷さんの作品がほしい」と思っていました。だからテイストについては完全にお任せしました。

(児島)
水谷さんにはアルバムをデザインする前に、ミライスカート⁺のロゴもデザインしていただきました。

(水谷)
点と点がつながっているデザインを取り入れて、人と人のつながりを表現するという提案をしました。
