AMeeT
FEATURE

特集

LANGUEGE
JAPANESE
ENGLISH

世界から注目される京都のゲーム会社
Q-Games インタビュー [前半] (英訳収録)

2011 11 30

4. PixelJunk™ サイドスクローラー

――流体シミュレーション技術も使用している、ピクセルジャンクシリーズ最新作『PixelJunk™ サイドスクローラー』のコンセプトをお聞かせください。 (富永)
『PixelJunk™ サイドスクローラー』は昔のゲームらしさを全面に出した、ストイックな印象のゲームになっています。『PixelJunk™ シューター2』の開発時に遊びで横スクロールのシューティングゲームを作ったことがきっかけで制作することになりました。最近こういったシンプルな横スクロールシューティングゲームはほとんど見ないですよね。『PixelJunk™ シューター2』の続編にはしたくなかったので、見た目も設定も違うものを目指しました。『PixelJunk™ サイドスクローラー』という名前には横スクロールという意味と、『PixelJunk™ シューター2』のサイドストーリー的な作品という意味の2つがかかっています。「マシンガン」、「レーザー」、「ボム」の3種類の武器を自分で変えることができて、それぞれをアップグレードできます。

PixelJunk™ SideScroller Teaser Trailer

(ディラン)
昔見たことがあるようなゲームをかなりモダン化しています。昔のゲームでは自機のライフがなくなるとリスタートになることが多かったですが、チェックポイントを多く入れることで難易度を下げ、楽しく遊べるように配慮しています。
(富永)
『PixelJunk™ サイドスクローラー』ではモニターの枠がカーブになっているビジュアルを採用しています。これは昔のゲームセンターに置いてあった、アーケードゲームのビジュアルを模しています。
(ディラン)
そもそもこのビジュアルは、アーティストがメニュー画面のために制作していたものでした。それがかっこよかったので「ゲーム自体にも使った方がいいんじゃないか」という話になり実装することになったんです。

――エネミーが爆発する時の表現も美しいですね。 (ディラン)
実はエネミーはポリゴンで表現しています。ドットでなくベクトル情報なので、爆発するときはバラバラに分解するプログラムを書いています。

ディラン・カスバート 富永彰一

中本真生 Nakamoto Masaki

中本真生 Nakamoto Masaki

1983年生まれ。愛媛県新居浜市出身、京都在住。京都嵯峨芸術大学造形学科油画専攻修了。2009年同会社で「京都で活躍するアーティストと社会をつなぐ」ことをコンセプトとしたWEBサイト"&ART"を立ち上げ、企画・編集・広報などを担当している。また自身もアーティストとして"なかもと真生"名義で活動。廃棄物を使用した大型作品の発表を中心に、大原美術館(倉敷)での『AM倉敷Vol.6 なかもと真生 Structure of nothingness』や、家屋全体を利用した空間展示など、精力的に活動を展開している。

&ART
http://www.andart.jp/

なかもと真生WEBサイト
http://www.nakamotomasaki.jp/


PAGE TOP