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アーティストと移動、海外経験
インタビュー:宮永愛子、小金沢健人、鬼頭健吾、長坂有希

2016 09 30

文化庁がさまざまな分野のアーティストの海外留学を後押ししてきた「新進芸術家海外研修制度」は、来年でスタートして50周年を迎える。かつてこの制度を利用して、海外へ渡った4人のグループ展(『DOMANI・明日展 PLUS』)が京都芸術センターで開催されたことを機に、4人それぞれの海外経験と作品についてインタビューを行った。

聞き手: 竹内厚 撮影:大島拓也

宮永愛子、小金沢健人、鬼頭健吾、長坂有希

今年、はじめて東京を離れて京都で開かれた『DOMANI・明日展 PLUS』。その出展作家である宮永愛子、小金沢健人、鬼頭健吾、長坂有希にそれぞれの海外経験について話を聞いた。

そもそも『DOMANI・明日展』は、文化庁の「新進芸術家海外研修制度」(在研)(※1)で海外に飛び出したアーティストの成果発表の機会として、1998年から東京ではじまり、さらに一昨年度から、よりテーマを絞った小規模展示として『DOMANI・明日展 PLUS』もスタート。そして今回、ようやく『DOMANI・明日展』として初の地方開催が実現したことになる。

東京への文化資源集中は今さら言うまでもないことだが、在研制度は当然、住んでいる場所に関係なく応募は可能。最近では、海外在住の制度利用者も増えているという。より広く制度を知らしめて応募者を増やすためにも、『DOMANI・明日展』の形も少しずつ変わりつつあるようだ。

京都芸術センターでの『DOMANI・明日展 PLUS』の展示紹介とあわせて、4人の作家の声をお届けしたい。
(取材・撮影:2016年9月16日、17日 取材場所:京都芸術センター)

※1)新進芸術家海外研修制度(在研)
文化庁が若手芸術家を海外に派遣して、実践的な研修を支援する制度として1967年スタート。2002年「芸術家在外研修員制度」から「新進芸術家海外研修制度」に名称が変わった。美術にかぎらず、音楽、舞踊、演劇、映画、舞台芸術等、メディア芸術の各分野を対象に、これまで約3300人以上を海外へ派遣。派遣期間は、1年、2年、3年、特別(80日)、短期(20~40日)、高校生(350日)の6種類で、いずれも渡航費、滞在費が支給される。
募集案内や詳細についてはこちら
http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/shinshin/kenshu/

展覧会情報

フライヤー画像

DOMANI・明日展 PLUS×京都芸術センターー文化庁新進芸術家海外研修制度
の成果『ワームホール・トラベル ゆらぐ時空の旅』

会 期: 2016年9月17日(土)~10月16日(日)
10:00~20:00 会期中無休
※10月1日(土)は「ニュイ・ブランシュKYOTO 2016」のため22:00まで延長
会 場: 京都芸術センター ギャラリー北・南
入場料: 観覧無料
お問合せ: 075-213-1000(京都芸術センター)
WEBサイト: http://www.kac.or.jp/events/19023/

竹内 厚 Atsushi Takeuchi

編集者、ライター。大阪在住。


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