16, May 2017

世界を信じるための映画 『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』
インタビュー:柴田剛 ゲスト・インタビュアー:山城大督

『おそいひと』『堀川中立売』などで、国内外の賞を受賞してきた映画監督 柴田剛の、7年ぶりとなる新作映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』。この映画は空に浮かぶ謎の発光体を追ったロードムービーだ。本記事では、同映画のチャレンジングな制作手法、柴田氏が謎の発光体を追うきっかけとなった出来事やそのモチベーションなど、様々なお話を伺った。きっかけやモチベーションの話では、この映画のテーマでもある「3.11以降における“信じる“ということに対する柴田氏の意志」にも話題が及んでいる。

ゲスト・インタビュアー:山城大督(美術家、映像ディレクター)

インタビュアー・編集:中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)

インタビュー撮影:表恒匡

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』(trailer)

『おそいひと』『堀川中立売』などで、国内外の賞を受賞してきた映画監督 柴田剛の、7年ぶりとなる新作映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』。

この映画は空に浮かぶ謎の発光体を追ったロードムービーで、道中にその場その場で起きた出来事(アクシデント)、それに対する現実のそのままのリアクションを記録した素材を、ほとんど順序を変えずに編集するという、シンプル且つ映画としてはチャレンジングな手法で制作されている(この手法は柴田氏によって「原点回帰」と定義されている)。

また撮影クルー(スタッフ)が登場人物(キャスト)である、つまり撮影クルーが自分たち自身にカメラ・マイクを向けているという点においても「実際のスタッフが画の中に入り込んでいる」「各スタッフが二つの目的を同時進行しなくてはいけない」といった点などで特徴的と言える。

本記事では、その手法や、その手法を実現するための撮影に関する話、撮影・編集方法に関するアイデアの根底にあるもの、そして柴田氏が謎の発光体を追うきっかけとなった出来事やそのモチベーションなど、様々なお話を伺った。中でもきっかけやモチベーションの話では、この映画のテーマでもある「3.11以降における“信じる“ということに対する柴田氏の意志」にも話題が及んでいる。

今回、より広い視野でこの映画を評価するため、そして映画について語ることによって生まれる言葉に焦点を当てるため、ゲスト・インタビュアーとして、映像の境界を扱いながらインスタレーションを展開する山城大督(美術家、映像ディレクター)が参加している。

目次

  1. 経緯と試み
  2. 出来事(アクシデント)の撮影を実現するチームワークとカメラワーク
  3. 自然発生的に起こった出来事を収めていく
  4. 二つの目的を同時進行する
  5. 原点回帰の映画
  6. 「信じる」ということをやってみる
  7. 謎の発光体の目撃体験と時代の空気
  8. 世界を受け入れるための工夫

作品・上映情報


柴田剛 SHIBATA Go
柴田剛 SHIBATA Go

1975年生まれ。映画監督。代表作『おそいひと』『堀川中立売』では国内外の賞を受賞。MVや映像作品も発表している。平成22年度愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品の制作作家に選出され『ギ・あいうえお ス ―ずばぬけたかえうた―』を制作。
TOY FILM PROJECT( 玩具映画及び映画復元プロジェクト )に参加。
主な受賞・出品に2005年 ハワイ国際映画祭 Dream Digital Award 受賞、第5回東京フィルメックス コンペティション 部門出品、2009年 ドイツ・フランクフルト日本映画祭(NIPPON CONNECTION 2011) NIPPON VISIONS AWARD(最優秀賞)受賞、第10回東京フィルメックス コンペティション部門出品などがある。

映画監督 柴田剛 公式サイト
http://www.shibatago.com/


山城 大督 YAMASHIRO Daisuke
(美術家、映像ディレクター)
山城 大督 YAMASHIRO Daisuke

美術家・ドキュメント・コーディネーター。1983年大阪生まれ。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)修了、京都造形芸術大学芸術学部卒業、山口情報芸術センター[YCAM]エデュケーターを経て、東京藝術大学映像研究科博士後期課程。映像の時間概念を空間やプロジェクトへ展開し、その場でしか体験できない《時間》を作品として制作する。2013年には個人として1年間に渡って映像表現を再考する「東京映像芸術実験室」を実施。本企画より誕生した作品『VIDERE DECK/イデア・デッキ』が第18回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品に選出された。2007年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」を結成し、他者を介入させ出来事そのものを作品とするプロジェクトを全国各地で発表している。

山城大督 公式サイト
http://the.yamashirostudio.jp


1. 経緯と試み

――今回の「ギ・あいうえおス」は2作目ですが、「ギ・あいうえおス」自体がスタートした経緯を教えてください。

(柴田)
「ギ・あいうえおス」の1作目『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』(※1)を作ったのは7年前でした。愛知芸術文化センターの映像事業に「“身体”をキーワードに映像作品を制作する」という、20年以上続いているプログラム(※2)があるのですが、同プログラムに、プロデューサーの越後谷卓司さんから声をかけていただきました。
「映像と身体」ということを考えたとき、僕らが普通に映画を撮っている時の現場スタッフはまるでツアー中のバンドみたいだということに気付きました。ハイエースに乗って移動し、撮影終わったら撤収して次の現場に向かう。ツアー中は、宿を借りて一緒に住むじゃないですか。「バンドみたいだから、うちらにカメラを向けちゃおうよ」と。そういうアイデアで撮ったのが『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』でした(※3)。

『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』(平成21年度愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品) スチル

『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』(平成21年度愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品) スチル

――今回は7年ぶりの2作目になります。はじめにどういうオファーがあったのでしょうか。

(柴田)
2015年に山口県の山口情報芸術センター(以下、YCAM)で新作映画を製作するプロジェクトYCAM Film Factory(※4)が立ち上がり、その第1弾として声をかけてもらいました。今回の映画のプロデューサーである杉原永純さんは、もともとオーディトリウム渋谷(※5)という映画館でプログラムマネージャーをやっていました。3年間同映画館で仕事をしてから転職した先がYCAMでした。YCAMにはYCAMシネマという映画館があるのですが、彼はそこで上映プログラムを選んでいます。YCAMの環境、YCAM Film Factoryの企画内容・条件で映画を撮れる人は誰だろうと考えた時に、昔オーディトリウム渋谷で上映した『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』のことを思い出し、「ギ・あいうえおス」のシリーズだったらもしかしたらできるかもしれないと思って、声をかけてくれたということです。

――ではもともと映像作品ではなく映画を作るという話だったのでしょうか。

(柴田)
そうです。映画っていう括りでやってくれと。

――最初の時点で「こういうことがしたい」という具体的な構想はあったのでしょうか。

(柴田)
杉原さんに「何をやりたいか」と聞かれたときに、「空に浮かんでいる謎の発光体を追いかけたい」と即答しました。『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』では、目標に向かうということがないまま撮っていたけど、今回は「ギ・あいうえおス」に目的、目標を作りたいと思い、それを目標に設定しました。

――詳しくは後で掘り下げようと思いますが、おおまかに、どういうふうに撮り、どういうふうに編集したのか解説していただけますか。

(柴田)
今回撮影期間が、合計で9日間。一つの旅を順撮りして、1日目に撮影した素材は映画の最初、9日目に撮影した素材は映画の最後というふうに、映画内の時間軸もほとんど現実の時間軸通りに編集しています。至ってシンプルな撮影・編集方法です。

――詳細なプロットや絵コンテなどはあったのでしょうか。

(柴田)
なかったです。でも、予防策としてはプロットを作っていました。

(山城)
予防策?

(柴田)
「この通り撮りましょう」という指示は必要ないけど、迷った時に原点に立ち返るため、原点のイメージを丁寧に残しておかないといけないと思って。その場その場で何か出来事(アクシデント)が起こると、撮影クルーは映画を作るっていう作業の方に集中しがちです。しかしそれだけに集中してしまうと、"謎の発光体を探す"ということがおざなりになってしまう。場合によっては、元に戻れなくなっちゃうこともあるかもしれない。そういうときのため、余裕があるうちに前もって書き記しておいたんです。僕含め、メンバー12人全員が、現実に起きていることに対するリアクションと、映画を作るっていう作業を同時にしなくちゃいけない。その二つの感覚を並行してもち続けることがすごく大変で...。

(山城)
大変なことだと思います。

(柴田)
今回の『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』では、新しく加わったメンバーが6人いますが、12人全員が揃ったのはクランクインの2日前だった。初参加のヒスロムたちは、最初どういう立ち位置をあてがわれるんだろうって観察してましたね。プロットには「ヒスロム(妖精A、B、C)」と書いてあります。

(山城)
そうなんですね(笑)。

(柴田)
ヒスロムたちは「ギ・あいうえおス」にとって、ジョジョの奇妙な冒険でいうところのスタンドのような存在。

(山城)
最前線に立たされている感じはした。

(柴田)
そう。

インタビュー風景

インタビューは柴田氏の自宅にて行った。

※1)『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』
2010年/HD/56分/モノクロ(一部カラー)/ステレオ/愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品
http://gui-aiueos.com/

※2)愛知芸術文化センターの映像事業「愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品」。
http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/original/eizo.html

以下はこれまでに同事業で制作された映像作品一覧。
http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/a-lib/video/original.html

※3)「映画制作クルーが映画を制作してゆく過程を、音楽を演奏するバンドと同等のものとして描くという核が編み出され、結果作品の制作者(スタッフ)がイコール登場人物(キャスト)であるという、あたかもロバート・クレイマーを彷彿とさせる独特の形態をともなうこととなった。」
“Introduction / 作品紹介” より引用.『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』 WEBサイト.2017-04-15参照.)

※4)YCAM Film FactoryはYCAMのプロデュースのもと新作映画を製作するプロジェクト。『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』はその第1弾として製作された。
http://www.ycam.jp/projects/ycam-film-factory-vol1/

「YCAMの環境やこれまでの知見を背景に、コンパクトな映画制作方法にて、今の時代の映画のあり方を模索・実践し、作品を発表していくプロジェクトです。」
“『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』プレスリリース”より引用.参照2017-04-15.)

※5)2011年4月から2014年10月まで渋谷にあった多目的ホール。

インタビュー風景
インタビュー風景

2. 出来事(アクシデント)の撮影を実現するチームワークとカメラワーク

(山城)
映画の中では、出演者全員がちゃんと発光体を探していたじゃないですか。演じているように見えない瞬間がいくつもあった。でも、全員が謎の発光体を本気で探す状況を作るのって、一回誰かが本当に見ちゃってて、みんながその出来事を信じているか、それぞれがそういった経験をしたことがないと難しいと思うんです。途中で馬鹿らしいと感じるかもしれないし、そもそも見つけようともしないかもしれない。映画を見ながら、「もしかして発光体を探しているかのように演じたり、発光体じゃなくて何か別のものを探しているところを撮影して素材として使ったんじゃないか」ということさえ考えました。ただ12人という大人数で、役者でもない人たちがそういう演技をするのは難しいだろうし…。

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

(柴田)
僕は3.11以降、謎の発光体を追いかけてたんです。

(山城)
追いかけてたんだ...。

(柴田)
今回の『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』は撮影している最中の自分たちをそのまま撮っているという点ではフィクションじゃないんですよね。だからもちろん演技もしていない。現実のそのままのリアクションを瞬発力で切り取っています。これは撮影監督の高木風太君と僕との関係性があるからこそできる撮影です。今まさに目の前で起こっていることだから、「こんな感じで撮ろう」と会話をしているうちにいい瞬間がなくなってしまう。「こんな感じで」と口にした時にはもう…。

(山城)
回ってないといけない。

(柴田)
手持ちカメラじゃなくて、ちゃんとした映画用カメラで撮影しているから、簡単にはいかない。高木風太君とは長い間一緒に映画作りをしてきているけど、阿吽の呼吸が出来上がっているからこそ「ギ・あいうえおス」というプロジェクトが成立する。
撮影に関して、もう一つ重要なのが、謎の発光体が浮かんでいる時にローアングルから煽りで発光体を見上げる動きが加わることです。今回の撮影について、一番最初に高木風太君、現場の制作主任兼ラインプロデューサーの酒井力君と三人で話をしたのは、「今回のルック(※6)どうしよう?」ということでした。発光体を探す僕らだけじゃなく、空に浮かんでいる発光体を撮るから、カメラの目線がローアングルから煽りでいかなきゃいけないんじゃないかという問題は予想していたんです。それをティルト(※7)でやることになるから「じゃあそのために参考になる映画はなんだろう」と事前に勉強していました。

(山城)
ああ...。

(柴田)
前回の『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』はパン(※8)でよかったんです。今回は発光体がいるかもしれないし、もしいなくても空を見上げて何かを探しながら旅しているということを感じさせなきゃいけない。

※6)映画撮影の方針ともいえる視点のこと。柴田氏独自の映画用語。

※7)カメラを固定したまま、レンズの方向を上下に振ること。

※8)カメラを固定したまま、レンズの方向を左右に振ること。

インタビュー風景
インタビュー風景

3. 自然発生的に起こった出来事を収めていく

(柴田)
その…映画の答え合わせのような話をしますけど、あそこに映っていることは全部本当です。

――さきほど山城さんが、「映画を観ながら、もしかして発光体を探しているかのように演じているのかもしれないと思った」と言ってたじゃないですか。謎の発光体を探しているシーンではないんですけど、私自身も「演技・演出しているのかもしれない」と感じたシーンがありました。例えば映画の中で、メンバーがメリーゴーランドに乗って放心しているシーン。もしかしたら柴田さんがあの場で監督として「こういう表情をしてこういう配置でメリーゴーランドに乗ってくれ」と指示をしたんじゃないかとも考えました。

(柴田)
あのシーンに関しては僕の指示じゃないんですよ。あれは、美術監督の西村立志君と高木風太君が二人でおっぱじめたのを見て…。

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

――ああ、二人が勝手にということですか?

(柴田)
そう、そこに僕が加わった。僕はファイアーパフォーマンスの撮影のための、クレーンの位置決めをしている最中だったんだけど、二人が変なことをしているのが見えたから、急遽録音の森野順君を呼んで「これを録って」と。森野順君は、バンドでいうところのボーカルなんですよ。彼はボーカルだからここ(メリーゴーランドの横)に立っといてと。僕は映画監督だけど、「ギ・あいうえおス」でいうところのバンドの段取りをするマネージャーなので、様子を見に来たみたいな。あれはそういう画です。

――じゃあ、柴田さんが監督として意図的に演出をしたということじゃなく、自然発生的に何かが起こったりとか、みんながそれぞれやったことを追ったり、その場でカメラ・マイクを向けながら収めていくみたいな…。

(山城)
すごいですね。それってチームが出来上がってるから可能なことですし、各々が自発的に演じることを監督自身が歓迎しているから成立しているというか...。

インタビュー風景
インタビュー風景

4. 二つの目的を同時進行する

(山城)
今回の映画は、監督自らが出演しているし、スタッフの出演の仕方も普通じゃない。普通撮影クルーが撮影をしている姿を撮影するとなったら、撮影クルーがもう一組いて、カメラマンが撮ってる姿を別のカメラマンが撮るじゃないですか。そうじゃなくて、二つの目的を同時にしてるから異質なんですよ。音声さんに関しては、完全に画の中に入っちゃってるっていう。

(柴田)
例えば高木風太君がクレーンで撮る時に、クレーンをぐーっと動かして固定させなきゃいけない。身近にある置物のようなもので固定して、そのままマニピュレートしているクレーンから離れて、上手の方から自分自身が画に入って一瞬空を見て(笑)。9日間、毎日毎日混乱はするんですよね。一向に慣れない。慣れてないからよかったのかな。

(山城)
ですよね。こんがらがっちゃう瞬間とかあったのかなと思って。

(柴田)
高木風太君は、今回はすんなり出てくれたんですけど、前回は拒んでいました。

(山城)
だって自分がカメラから離れるということですよね。管理が…ねぇ。

(柴田)
そういうことです。やっちゃいけないことをやってるんですよね。本来情報として伝えちゃならんよな。そう見られたくないということをやっている。今回はもう諦めてくれたというか。

(山城)
映画の中で、柴田さんが手をカチンコの代わりにして、撮影開始の合図を入れているシーンがあったじゃないですか。撮影開始の合図を入れていたということは、撮影してないときは探してなかったんですか。

(柴田)
撮影をしていない間は「次の現場でどう撮るか」とか、移動することなどに集中していて、全く探していなかったですね。そういった時に「ここだったら発光体が見れそうだ」とかはなるべく言わないことにしてました。持っていかれちゃうんで。あまり多くのことを言わないように努めていました。

インタビュー風景
インタビュー風景

5. 原点回帰の映画

――撮影・編集方法に関するアイデアは、どういうところから来ているのでしょうか。

(柴田)
例えば、子供がカメラを回して映画を撮るとします。本当に初期には、きっと「映った!」「撮れてる!」という感動のままに、ストレートに撮ったものをつなげていくだけだと思うんです。編集っていう感覚はその次に始まるわけです。「撮ってきたものをそのまんまつなげるんじゃなくて順序をいじれるんだ」「昨日撮ったものを最初に、今日撮ったものを後に並べる必要がない」と気付いていく。今回は順撮りで撮って、最後にほとんど順序を変えずに短く詰めるという編集をしています。一番最初にカメラを持って映画を作ろうとしたときの初動…「ギ・あいうえおス」ではそこに原点回帰したいなと思ったんです。なかなかやれるチャンスがないじゃないですか。一本の映画を作ろうとすると、普通は企画書を用意して、プロットを書き上げて、脚本を叩きあげていって、そこから脚本の専門家に見てもらい、商業的に価値があるかどうかというプロデューサーの判断が入り…というふうに、クランクインまでの手続きがすごく多い。そこをすっ飛ばすと、撮る人も映っている人の一人になったりするでしょ?あの感覚ですよね。リスクもあるんですけどね。

――リスクというのは?

(柴田)
僕が負っているリスクは「自由すぎる」ということ。いわゆる一般的な映画を期待している人や、映画業界の人たちは「これは映画じゃない」って言って、怒って帰っちゃうんじゃないかなと。そういう悪い予想もしました。実際に『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』の上映のときに、「自由すぎるぞ!」って大きな声で言われたことがある。

インタビュー風景
インタビュー風景

6. 「信じる」ということをやってみる

(山城)
さっき「3.11の後から謎の発光体を探していた」と言っていたじゃないですか。それは柴田さんが個人で探していたということですよね。

(柴田)
はい。

(山城)
なぜ、いきなりそんなことをしようと思ったんですか。

(柴田)
よくぞ聞いてくれました。3.11の時、僕はずーとテレビにかぶりついていて。ただただ現地の様子を中継している映像や、現地の情報をまとめたドキュメンタリー番組・映画を見ていた。その時に何を信じたらいいかわからなくなった。これは自然災害とも言えるし、ある種の事件だとも言える。一緒ですよね、「ギ・あいうえおス」を撮っている感覚と。あらゆるものが並行している。感じて気付いていなきゃいけないレイヤーが急に増えて、僕は何を信じたらいいんだろうって…。でもそんなんじゃ生きている心地がしない。そんな時、Twitterを通して、福島の原子力発電所の上空に数十基の白い発光体が動いている動画を観た。

(山城)
ありましたね。

(柴田)
これはなんだろうと調べてみると、原子力発電所の事故で飛散した放射能の総量を白い発光体が三分の一にカットしたという噂があるらしいと。それは信じようと思った。信じたいから。

(山城)
あの時だったらちょっと気持ちはわかるなぁ。

(柴田)
わかるでしょ?

(山城)
陰謀論から何から、色んな話からいっぱい出ていたから。

(柴田)
その後、陰謀論という言葉があると知っていっぱい調べたんですよ。TVをつけるとそういう番組が流行っていて…なんかちょっと地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災が起きた頃の時代に似ているなと思った。あの頃、僕は高校性だったんですけど、国中が慌てていて、ものすごい情報量の中でどうやって情報を吸収したらいいかわからなかった。それと全く同じ状況が3.11の時にあった。僕の場合は信じるものがなくなって、わからなくなった時に入ってきたのが謎の発光体の情報でした。謎の発光体は放射能の総量を三分の一にカットしているんじゃなかろうかと専門家たちは言う…ある専門家って(笑)?まあそれは置いといて、根拠優先じゃなく、信じてみるという自分にいってみようと。自己実験に近いと思います。それが嘘かもしれないということも含め。何にせよ一番大事にしたかったのは何も信じれないという自分から脱却することだった。世界を信じたいからまず「こうであってほしい」っていう。

(山城)
実際にそれを色々なところへ探しに行った?

(柴田)
はい。そこ(自宅のベランダ)からも見たことがありますし、別の日にはうちに訪れた友人が帰るときに見送りに出たら、この(自宅)近くにある駐車場で、電柱のトランス(変圧器)くらいの高さにオレンジ色の発光体が…。

(山城)
そんな近いところにですか。

(柴田)
質感はグミみたいで、色はオレンジ。中は赤くて発光していた。形はやや丸っこい菱形で、オレンジ色のクリオネのようでした。マシーンぽくはなくて、もっとこう…生き物みたいだった。僕がびっくりしたのを見て、その発光体もびっくりして、スーッと向こうの方に飛んでいって消えたんですよ。だから今は僕の中で確信している。

インタビュー風景
インタビュー風景

7. 謎の発光体の目撃体験と時代の空気

(山城)
僕は高校二年生のときに謎の発光体を見たんですよ。

(柴田)
おお!どこでですか?

(山城)
大阪の八尾市です。八尾にある友達の家の近くで、自転車の二人乗りをしていたときに、友達が「何だあれ」と言ったから、ぱっと友達が向いている方向を見たら、空に小さい発光体が飛んでいる…。僕らが気付くと同時に、ふわーっと向こうの方に飛んでいきました。その時は友達と盛り上がりましたし、その後10年間くらいその時の感覚が残っていたんですけど今は一切それがなくて。

(柴田)
忙しいからでしょうね。

(山城)
体験した記憶はあるのに感覚はもうない。その友達とも未だに会うし、その時のことを話したこともあるけど、「俺たち間違ってたんじゃないかな」「あの時のことは夢だったんじゃないか」って思うくらいになっちゃってる。

(柴田)
もしこれから頻繁に見ていくことになれば、さして珍しいことでもなくなるから、記憶から思い出は消されないはずなんです。僕も子供のころに見たことがあったけど、映画を作り始めたころからそこらへんの記憶を他所に置きっぱなしにしてた。改めて3.11以降からちゃんと調べて始めて、自分でも目撃し始めると「あのとき見たのはこうだ」と…。

(山城)
自分の感覚を呼び覚ますことはできるかもしれない。

(柴田)
経験ですもんね。

(山城)
さっきの話に戻るんですけど、撮影クルーの意識までもそういうふうに持っていけたことが未だに信じられないんですよね。

(柴田)
これ僕もね、撮影の時に一抹の不安があった。実際の撮影の時の話をするんですけど、一番最初に見たのは1日目でした。12人のうちの半分くらいが見た。この時は肉眼では見えたんだけど、カメラに映らなかったんですよ。2日目には全員が肉眼で見た。ただ、この時もカメラに収まっていなかったんです。実際に撮影もできて、みんなが見たのは4日目でした。

――姫路セントラルパークで撮影したシーンですよね。

(柴田)
そう。共通して言えるのは夕方のマジックアワー(※9)の時なんですよ。夕日が沈んでいく時に夕日の方角に現れるんです。

――以前、柴田さんに『SIRIUS』という映画の映画評を寄稿していただきました(※10)。

(柴田)
この映画ですね。

シリウス 予告編(フルバーション)

――そうです。『SIRIUS』は「UFO機密情報公開」「フリーエネルギー研究」「地球外生命体との相互コンタクト活動」「アタカマ・ヒューマノイドの医学的調査」という4つのテーマを扱った映画ですが、柴田さんによる映画評の中に「オレが中学高校時代、1990年代中頃になるとTVでは否定肯定の拮抗がウリの番組がすっかり多くなっていた。極めつけはオウム心理教に関する一連の事件が起ったことで、これと似たタグにさわるキーワードは十把一絡げにされ、信じちゃ危険なまがい物扱いになった。自身が育ったのはそのような時の空気の中。蓋をしなくてはいけない気持ちにさせられたというか、そんな過去に改めて気づいた。しかし、この歳になって肩の力を抜いて話してみると、友人知人やその周囲から、子供の頃に出会った不思議な出来事の話など、面白い話がこれでもかとざくざく出る。いままで感じてた自粛感や侮蔑感はなんだったんだ!ただ自身の妄想だったのか!後悔先に立たぬようにこれを記録し続けて、さらにターゲットを決めて取材へ向かうなどして、今に至っている。」という一節があります。この「ターゲットを決めて取材へ向かう」というのは「ギ・あいうえおス」のことですよね?

(柴田)
はい。

――柴田さんの心情として、「ある抑制からの解放」がモチベーションに繋がって、自分の周りの人たちに謎の発光体の話をするとか、共有するということを前向きにしようという気持ちがでてきたんじゃないかと。

(山城)
ああ。

(柴田)
それはあります。映画活動をずっとやってきた中で一番しっくりくる。やっとドッキングできた。

(山城)
…すごいですね。

――柴田さんの指摘する通り、時代の影響って小さくない気がするんですよね。どのような形でも、大手メディアがもう少しそういったものを取り上げる状況があれば、もっと日常生活の中で話題にしやすかったかもしれないし、そういう状況が続いていたら、山城さんにも当時の感覚が未だに残っていたかもしれない。

(山城)
うん。

――時代の影響などによる抑制のせいで、「蓋をしなくてはいけない気持ち」にさせられたんだとしたら、自分から積極的に「謎の発光体を見た」という話をしていくことによって、自分の周りの空気だけでも変えられるかもしれない。柴田さんが『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』を作った姿勢から、そういう意志を感じ取った。

(柴田)
映画は自分の中で活動なので。AMeeTの映画評には自分の中で一貫させたいものがあって、それが正に『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』のテーマだった「信じてみる」っていう。

(山城)
震災の時、「これ以下のものはノンフィクションで、これ以上のものはフィクション」っていう境界が曖昧になった。自分が直感的に現実だって思っても、一般的には「そんな現実はない」と言われている…そういうことが度々起こっちゃってたから、それでものすごく疲れたんですよ。本当なの?嘘なの?どうなの?フィクションなの?現実なの?みたいなことを、みんな話し過ぎたし調べ過ぎて、多くの人が「考えるのをやめよう」と思って今に至ると思う。僕は東京から名古屋に引っ越してからその感覚がさらに加速しちゃって。東京に居た時には、「自分が信じているものや、一般的には本当と言われていることが嘘の場合もある」という感覚を忘れないようにしようって思ってたんですよ。そう思ってたんだけど、もう薄れてきちゃってる。そういった、震災の時に覚えた肌感覚が薄れないように搾り出そうと思って作ったのが『TALKING LIGHTS / トーキング・ライツ』(※11)だった。

(柴田)
あの作品はを見た時に、「山城さんは謎の発光体見てる人なんだな」って直感した。さっき八尾で謎の発光体を見たことがあるって言ってたけど、さもありなんだなと思いました。

※9)「マジックアワー (magic hour) 、マジックタイムは、日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。」
“マジックアワー (写真)” より引用.ウィキペディア日本語版.2017-05-02参照.)

※11)山城氏によるインスタレーション作品。これまでに『六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声』(森美術館、2016)にて展示された。同作品については以下記事に詳しい。

中本真生 編集[2016].“次代を担う若手美術家二人による初の対談 八木良太 × 山城大督 対談 [後半] ”.AMeeT.2017-05-04参照.)

インタビュー風景
インタビュー風景

8. 世界を受け入れるための工夫

――マイクを車のサンルーフから出して走行しているシーンがあったじゃないですか。あれって何をしようとしてたんですか。

(柴田)
世界の音を聴きに行く。

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 スチル

(山城)
すごく象徴的で、かっこいいシーンですよね。

(柴田)
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にすげぇ影響を受けたんだけど、でも当時はそのことに自分自身気付いてなかった(笑)。

(山城)
普通マイクの風切り音って、風防をつけたりしてなるべく音声に入らないようにすると思うんです。でもあのカットも含めて、前半は風の音が入るじゃないですか。映像の中で風は見えないけど、マイクに当たることによって風が強いんだと感じることができるというのは、まさに見えないものを探しに言っているということの象徴ですよね。

(柴田)
さすが山城さんですね。

(山城)
風の音が入ることで現場感も加わっていた。

(柴田)
あれは動画撮影用のマイクじゃないんですよ。

(山城)
そうですよね。

(柴田)
バンドのボーカル用のマイクで。

(山城)
「めちゃくちゃ音がクリアで高音質」って感じではないですよね。

(柴田)
歪むんです。

(山城)
そう、歪んでる、歪んでる。

(柴田)
勝手にイコライジングされている。

(山城)
人の声とかちゃんと撮れてないときありますよね(笑)。

(柴田)
あれはジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(※12)とか、ガレージパンクバンドの人たちが使うマイクです。決して動画撮影用のマイクじゃない。森野順君が今回のために自腹で買ってきたんです。風の音がまるで金切り声のようにキュインキュイン!山城さんも好きでしょ?

(山城)
ええ。好きです。

――先ほど柴田さんが「世界の音を聴きに行く」と言いましたが、それに関連してもう一箇所、柴田さんによる『SIRIUS』の映画評から引用したいと思います。「このいまの世界のだいじな真実を受け入れるためには工夫が必要で、それをみんなですることはむつかしいかもしれない。だけど、まず受け入れて動いてみることだ。害虫を駆除することなく受け入れる工夫をしてみる。減点の方式よりも足し算の方式を見つけて相手をみてゆく、次をクリエイトするってことを受け入れるために工夫してみる」。サンルーフからマイクを出して収音している様子もそうですが、発光体が映っていないシーンでも、録音しようとする行為や撮影しようとする行為を記録して、そういったカットも採用しているじゃないですか。だから今回の映画からは「謎の発光体を探す」ということが目標としてありつつも、収録・収音しようとする姿勢自体がメッセージになっている印象を受けました。世界に対してオープンに開いていて、それが一貫してるから、すごく前向きな映画じゃないかって思ったんですよ。

(柴田)
YCAMが原点回帰で映画を作る機会をくれたんで、チャレンジしようと思ったんですよね。やっぱりね、案外難しいんですよね。衒(てら)いなくやるとか、思惑なくやるとか、欲を持たずやるって。それって決め事じゃないですか。それが縛りにもなってたから。カットと言ってから次の現場に行くまではみんなそわそわしっぱなしで。そわそわしてる状況を誰かに伝えたいけど、空気は伝播するからそれは言わないようにする。「結局謎の発光体を見れなかったらどうすんねん」とか、あの面子見たら誰か言いそうでしょ(笑)?でも「言っちゃダメだよ」と言った時点で言ったと同じになっちゃうんで。

――ああ、なるほど。

(柴田)
日々の撮影の中で、言葉遣いにはすごく気を使いました。だから各々フラストレーションを抱えていましたね。僕は監督なんで、普通フラストレーションから開放したり解きほぐしたりする係りなんですけど、それを封じちゃったもんで。かといって彼らを騙そうとしているわけでも、型にはめようとしているわけでもなくて、ただ12人で一緒に謎の発光体を撮影できたら、映画のワンシーンとして共存できたら素晴らしいなって。予想がつかないことを取り込もうとしながら、映画にしようとする。それを同時にやる作業はすごく面白かったですね。

インタビュー風景

柴田氏宅のベランダにて。自宅近辺で謎の発光体を見た場所を山城氏に説明する柴田氏。

※12)「ジョン・スペンサーをリーダーにニューヨークを中心として活躍するブルース・パンク・トリオ。ブルースとパンクを合体させ、更にヒップ・ホップの要素も加える等ブルースを現代風にアレンジしたサウンドは欧米を始め日本でも高い評価を得ている。ユニークなサウンド、強烈なライヴ・パフォーマンスとその存在感から多くのミュージシャンからも信望を得る正に「ミュージシャンズ・ミュージシャン」であり、べック、ビースティ・ボーイズのマイクD等とも交流を持つ。」
“ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン - プロフィール” より引用.ソニーミュージック オフィシャルサイト.2017-05-04参照.)

インタビュー風景
インタビュー風景

作品情報

『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』(trailer)

作品名: ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし
基礎情報: 2016年 / 86分 / HD / 16:9 / B&W(パートカラー) / Stereo
キャスト:

ギ・あいうえおス

Gui 0:柴田 剛 / Gui 1:西村立志 / Gui 2:森野順 / Gui 3:堀田直蔵 / Gui 4:酒井力 / Gui 5:高木風太 Gui 6:松本哲生 / Gui 7:加藤至 / Gui 8:星野文紀 / Gui 9:吉田祐 / Gui?:VP-MONCHI(秦浩司)

ヒスロム (加藤至 / 星野文紀 / 吉田祐)

AbRabbi ‒油火‒ 益田文和 / 岩本守夫

プロデューサー: 杉原永純(YCAM)
ラインプロデューサー: 酒井力 (『堀川中立売』『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』)
撮 影: 高木風太 (『セトウツミ』『味園ユニバース』『恋の渦』)
録音・整音: 森野順 (『ギ・あいうえおス ‒ずばぬけたかえうた‒』)
美 術: 西村立志 (『新しき民』『太秦ヤコペッティ』)
衣装協力: mainSpace ‒mai‒
宣 伝: 岩井秀世
デザイン: 楯まさみ
オープニング曲: 吉田靖『Heavenly Me』(tuba...disk)
製 作: 山口情報芸術センター[YCAM]
WEBサイト: http://gui.shibatago.com

上映情報

渋谷ユーロスペースにて、1週間限定上映!

待望の新作が7年ぶりに公開!異才・柴田剛による新作映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』 2017年7月15日(土)より1週間限定レイトショーが決定!

日 時: 2017年7月15日(土)~21日(金)
※上映時間は決まり次第公式WEBサイトに公開されます。
http://gui.shibatago.com
会 場: ユーロスペース
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3階
料 金: 前売:1,100円
当日:一般1,500円 / 大学・専門学校生 1,200円 / 会員・シニア 1,100円 / 高校生 800円 / 中学生以下 500円

イベント1 特別先行上映

2017年7月からの一般公開に先駆け、特別先行上映が行われます。

日 時: 2017年5月19日(金) 19:00~21:30終了予定(上映時間:86分)
会 場: ユーロライブ
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2階
料 金: 前売:1,500円
当日:一般1,800円 / 学生1,400円 / シニア1,200円
アフタートーク: 『ギ・あいうえおス 面白がり方講座』
スピーカー:松江哲明(映画監督)、山下敦弘(映画監督)

イベント2 UFO祭り ~「今、いちばん宇宙人に届けたい夜」

前回、ロフトプラスワンウエスト上空にUFOを呼んだ伝説のイベントが再び!
今、いちばん宇宙人に届けたい映画、柴田剛率いるギ・あいうえおスの『他山の石を以って己の玉を磨くべし』を大阪初上映!山口、姫路、京都と撮影10日間、ほぼ毎日メンバーの誰かがUFOを目撃、そのうち1回を映像に収めることに成功した珠玉のロードムービー。
日本地球外生命体センター:グレゴリー・サリバン、月刊ムー編集長:三上丈晴、UFOを呼ぶバンド:エンバーンなど豪華ギャラクシーラインナップ。今宵、ロフトで映画とUFOを見よ!

日 時: 2017年6月24日(土) 開場 18:30/開演 19:30(閉場 22:30)
会 場: ロフト プラスワン ウエスト
大阪市中央区宗右衛門町2-3 美松ビル3階
料金・予約:

前売:1,800円 / 当日:2,300円(共に飲食代別) ※要1オーダー500円以上

前売券はイープラス、ぴあ、ローソン、ロフトプラスワンウエストWeb&店頭&電話予約にて5/20(土)発売開始!
※ご入場は各種プレイガイド並列入場→Web→店頭電話予約→当日の順となります。

電話:06-6211-5592(16時~24時)

映画上映: 柴田剛監督最新作『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』
(2016年/86分)大阪初上映!
出 演: ギ・あいうえおス
グレゴリー・サリバン(JCETI 日本地球外知的生命体センター)
三上丈晴(月刊ムー編集長)
益田文和(デザインコンサルタント/映画『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』出演)
ライブ: エンバーン
グレゴリー・サリバン
司 会: 日下慶太(エンバーン セルフ祭ほか)

中本真生 Nakamoto Masaki
中本真生 Nakamoto Masaki

1983年生まれ。愛媛県新居浜市出身、京都在住。UNGLOBAL STUDIO KYOTO代表。&ART編集長。ディレクター/キュレーターを務めた『映像芸術祭 "MOVING 2015"』、『MOVING Live 0』(2014、五條會舘[京都]、キネマ旬報シアター[柏])、『みずのき絵画ALLNIGHT HAPSセレクション展』(2014 - 2015、HAPS[京都])に山城が、『MOVING Live 0』に柴田が参加している。
また柴田による全3回の映画/映像作品評『映画監督 柴田剛の選ぶ映画/映像作品9選 2014-2015』では編集を担当した。

&ART
http://www.andart.jp/

MOVING公式WEBサイト
http://www.movingkyoto.jp/


世界を信じるための映画 『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』
インタビュー:柴田剛 ゲスト・インタビュアー:山城大督

Category: Feature





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