22, May 2015

Arts + Material
~作品と作家の間には道具と素材があるはず、、だ~

Arts(芸術)の世界において、数多のMaterial(素材)はArtist(作家)によって作品へとされ、新たな価値を得る。そしてArtistの精神を表すものとしてのMaterialとArtistの間にはそれぞれの物語が存在するのではないか。本稿ではMaterialとArtistのみならず、その間に存在するInstruments(道具)を軸としながら、作品と作家の間にあるものを探り、アートの世界を楽しむ一助としたい。

聞き手:竹中 寛(Design Management)

1. 素材と道具と作り手と

作家が何かを作る、いや別に作家でなくてもよい、夕餉をつくる親御さんでも、幼稚園でお絵かきをする園児でも、構わないのだ。誰かが何かを作るとき、必ずそこには何かを作る材料と作る人そして道具が存在する。

本稿では、作るという行為に必ず必要な、Material(素材)とInstruments(道具)と作る人(作家)とのつながりを探り、もっとArts(芸術)の世界を楽しもうという試みである、、、、と、初めてみたものの、そんな面白い話があるのかなどという確固たる信念があるかどうかといわれれば、まだ自信はない。始まりがちょっと真面目そうだからといってその辺に期待されると期待を裏切りかねないので、最初にお断りしておくとともに、ここから先はArts(芸術)とかMaterial(素材)とInstruments(道具)といちいち書くのは堅苦しいので、Artsはアート、Materialは素材、Instrumentsは道具と表記します。


やっさん YASSAN
やっさん YASSAN

1977年生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科卒。位置情報に興味を持ち、GPSを用いた地上絵『GPS絵画』シリーズの制作に取り組んでいる。デビュー作品はギネス世界記録(世界最大のGPS絵画)に認定。

GPS絵画

GPSを用いて、移動した軌跡で文字やイラストを描きます。
http://gpsdrawing.info

本町巡礼

日本で最もポピュラーな住所のひとつ『本町』を求め、全国行脚中。
http://本町.biz


2. GPSドローイング?

さて、今回の道具は「GPSロガー」である、GPS/グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System,全地球測位網)とは、人工衛星が発信する電波を利用し、受信機の緯度・経度・高度などを割り出すシステムの総称である。近年GPSといえば一般的には、カーナビやスマートフォンなどに搭載され、位置情報を利用したサービスに活用されることが多くなり、それらの機器を使われた経験のある方も少なくないだろう。

GPSでアート?と首をかしげる方もいらっしゃるかもしれない。私もその一人だったし、その疑問を今回のアーティストである「やっさん」さん(以下敬称略)に素直にぶつけてみた、すると彼もおぼろげだったあることが見えてきたのだが、それは後述。

GPSドローイング、「やっさん」はGPSの位置情報を元に地球をキャンバスとして地上絵を描くアーティストである。デビュー作「MARRY ME♥」はデビュー作にしてギネス世界記録を持つ作品という興味深いものである。今回は京都の街で実際にGPSドローイングを制作しながら、この作品から現在までを通じて、GPSドローイングをメインに活動している経緯とGPSドローイングを始めるきっかけについて、話を伺うことにした。

MARRY ME

MARRY ME


3. 徒歩、半日、30キロ弱

事前に、「やっさん」と連絡を取りながら、GPSドローイングin KYOTO制作当日の段取りを進めた。彼曰く、今回の作品の制作であれば徒歩で朝~夕方まで歩けば完成可能ではないか?ということ、そう歩行距離は30キロ弱くらいだろうと。

とはいえ30キロである、徒歩である、「やっさん」は関東の方なのでわざわざ始発の新幹線で京都まで来ていただいているのだ、それも普段は堅気のサラリーマンなので、休日を活用するしかなく、予備日も設定していない。さらに彼は明日奥様の実家に行けなくてはいけない!
つまり、不測の事態に備えねばならないのだ、決して私が歩くのがしんどいからではないのだが、ちょうど待ち合わせの阪急西院駅にはレンタサイクルなる便利な乗り物がある。
本稿の主旨は「素材と道具」、自転車は移動手段という名の道具!
使わない手はない。

ということで、彼にリスク回避について(決してアラフォーの私が歩くのがしんどいからではないということを)説明し、当日はとても便利なレンタサイクルで製作開始となった。
これも道具の一つ、ですよね?


4. GPSに至るまで

春の香りも感じ始められた2月末日の土曜日、我々は阪急京都線西院駅へ集合した。そこからレンタサイクルを借り、出発点である京都外国語大学前に到着。

やっさん

やっさん

――あ、GPSって腕時計みたいなんだね? (やっさん)
(GPSの準備をしながら)最近のGPSロガー(※1)はかなりコンパクトで、腕時計型とかが増えていますね。これはセイコーエプソンの「SF-710S(※2)」で、前に使っていたのはソニーのGPSロガーで、かなり小さくなりましたよ。

確かに彼の言うように予備として準備していた先代のGPSロガーは単三の乾電池を四本束ねた様な形状のもので、それほど大きい代物でもないのだが、腕時計タイプの現状と比べればかなり大きいともいえる。我々はここから自転車に乗り、制作を開始しながら、まず彼がGPSドローイングに至った経緯を聞いてみた。

GPSロガーとアプリケーション

GPSロガーとアプリケーション

――どうしてGPSドローイングを作成しようと思ったの?確か元々は大学でインスタレーションを専攻していたんだよね? (やっさん)
そうですね、大学では川俣正先生(※3)のゼミだったのですが、先生の下で世界中様々なところに訪れて現地の方々と一緒に作品を作っていました。

――当時は一人でではなくて、複数で?ってことかな? (やっさん)
はい、学生の間はワークショップ的な形で現地をリサーチして作品を作るようなものがメインでしたね。

――でも、卒業したら社会人にとして堅気(笑)でサラリーマンしてたんだよね? (やっさん)
まだ、自分のスタイルを確立できてなかったんですよね。毎日の業務に追われながら、色々考えてはいたのですが。

――直接GPSに至ったきっかけてあるの? (やっさん)
妻へのプロポーズですね。いくつかのメディアには妻にプロポーズする為にサラリーマンをやめて、日本中を旅して「MARRY ME♥」を描きました。あと、大学卒業してから作家としては活動していない数年のブランクがありますから、それなりにインパクトのあるものでないと作品としても見てもらえないだろうなと。

――つまり、奥様のおかげでGPSに出会えたと? (やっさん)
そうなりますね。川俣先生のところで学んだことも大きいと思います。ただ描くだけじゃなくて、描く土地との関係性も作品の重要な要素なので。サラリーマンをやっていることも作品作りには影響しています。

ドローイング中、路地もどんどん進みます。

ドローイング中、路地もどんどん進みます。

満員の錦市場も。

満員の錦市場も。

中心地も進みます。

中心地も進みます。

※1)GPSを使って位置計測をする機器のことをGPSロガーという。

※2)セイコーエプソン SF-710S http://www.epson.jp/products/wgps/sf710s/

※3)川俣正 造形作家、ワークインプログレス呼ばれるプロジェクト方式で作品をその作品が置かれる現地で作成することで著名。1999年4月~2005年3月 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授を経て、現在、パリ国立高等芸術学院教授。


5. イノダコーヒーでブレイクしながら掘り下げる

途中、昼食をはさみつつ、ドローイングを黙々とこなし、すでに14時を超えていたので休憩を兼ねて、ルート上にあったイノダコーヒー三条支店でインタビューを続行した。

――え~と、GPSに至った経緯はわかったのだけど、大学のときはインスタレーション中心だったんでしょ?それも複数人で製作してたんだよね?大学だから単位取らなきゃいけないと思うんだけど、複数人じゃ学校の評価ってどうなの? (やっさん)
自分が大学いた当時は、基本的な単位ってほとんどまとめて集中講義で取れちゃうのが多くて、夏休みとかの集中講義で取っていましたね。なもんで、1年くらいで卒業に必要な単位がそろっちゃったんですよ。ある程度単位取れちゃえば、あとは学生の自主性に任されますから、好きなことができると。僕のいたところは、当時は川俣先生の影響が大きくて、とにかくフィールドへ出ろという指導でしたので、いろんなところへ行ってワークショップ形式で作品作っていました。それと並行して、イギリスのAAスクール(※4)のワークショップ1か月くらいでしたね。ですので単位はそれほど気にしてなかったんですよ。

――いいなぁ、それ。作品に集中できるよね。川俣先生はフランスにいかれたけど、今もやっさんがいたところ(先端芸術表現科)はそんな感じなの? (やっさん)
いや、今はちゃんとシステムがしっかりしていて、カリキュラムがしっかりと組まれて、それはそれで成果を上げているらしいです。

――今「成果」って言葉を出してくれたけど、アート系の学生に対してそのカリキュラムが成果を上げています。というのは言葉に出すのは簡単なのだけれど、実際にそれを計るのは難しいよね?成果ってどう捉えてるいの?もちろん作品はありきなんだろうけど。 (やっさん)
あ~、作品評価はもちろんなんですけど、自分のいたところだと、まず作品に対するプレゼンテーションがあるんですよ。この作品を作った意図とか考え方とかをそこで説明するのが、そこでの質疑応答で鍛えられるところもあるわけで。よく言えばコンセプトや作品の根拠をしっかり説明できるようになるんだけど、悪く言うと理屈っぽくなる。

――プロダクトデザインや建築だと、論拠だてる訓練は結構しっかりやらされる印象なんだけど、ファインアートの学科でもやってたんだね。いい経験だったんじゃないの? (やっさん)
確かに、ただ当時は苦手でしたね。なんなんじゃこれは?と、わけが分かってないうちに説明する羽目になっていましたから。今思い返せばいい経験だったのですけど。そりゃこれ必要だよねと。実際の仕事なんか特に。

――確かにね。 (やっさん)
だから川俣先生の方針も明確で「テクニックは学校卒業してからでいいから、今は考え方を学べ」と。関東の美大って伝統的にテクニック重視なところがあるんです、受験システムから引きずっているところもあって、学校にいても作品の考え方そのものよりも自分の制作スタイルみたいなものを確立することが重要みたいな感じ。そういうこともあって、川俣先生はテクニックじゃなくて、なんでこの作品をつくるのか?という考え方を学べと。

――わかるなぁ、受験の鉛筆デッサンの時に鉛筆が5H~5Bまでずらっとそろっていてそれを駆使するやつとかいたもんなぁ。 (やっさん)
だから、あの教えは重要だったなと。特にファンドレイジングするときに自分がなんでこの作品を作るのか?と説明できない人には誰もお金を援助なんかしてくれない。

――やっさんの苦労にも基づいた実感ってことかな? (やっさん)
そうですね。ただ自分の場合、自分の作品スタイルというかどんなマテリアルを使うかとか固まる前に卒業して、サラリーマンになって、5年くらいして作家活動始めたのですね。それがちょうどGPSで妻へのプロポーズの作品を作成した時期です。で、気づいたのが制作スタイルを決めちゃうってのも“アリ”なのだろうなと。なぜなら、自分が何者であるかということは説明しやすい。

      

――なるほどそこでGPS画家となると分かりやすくはなるよね。○○作家とか△●作家とかそういう括りは一般人にとっては認識しやすいのは否定できないね。 (やっさん)
芸大卒業してから5年もたった作家の作品を相手にしてくれるギャラリーなんかまずありませんし、自分の場合、ジャンルが現代アートですから、さらにお金にならないので、ギャラリーに展示してもらってキャリアを積むとかはまず無理だろうと。だったら、もっと一般の人に見てもらえるものにしよう!と考えて、基本の幹の部分で位置情報を活用したアートにしたのですね。普通の作家(ここではファインアート系を指す)というのは、ギャラリーを通してそこで価値づけをしてもらってキャリアを積むというのが、いわゆるキャリアプランになっていて、作品の売買から製作費や生活費を得る。でも、自分の師匠の川俣先生の場合は作品の性質(インスタレーション中心)もあって、企業からのメセナや地域の文化振興費から製作費を得るパターンが多かった。いわゆる企業の広報費から活動費を得るパターンですね。で、僕は広告業界で働いていたので、自分の作品の方向性を考えると、販売促進費や広告費から、活動の資金を得て作家としてのキャリアを積む方法があるのではないかと考えたんですね。

――アーティストとして自分の活動を続けるためには評価も必要だし、活動資金も必要。そういうことを考えれば、自分がどういう制作スタイルの作家になるかということも、結局現実として行き着く先ではあるわけだよね。プロとして。 (やっさん)
ギャラリーで作品を売るビジネスってギャラリーが売りになる作家を探して、その作家の作品を顧客に勧める形態、売れるまで待つみたいな、マーケティングの用語でいうと、そのあたりが一種のプロダクトアウト(※5)に見えていて、そういう意味ではマーケットイン(※6)ではないなと。

――そのまま一括りしちゃうと誤解されそうだけど、ギャラリーの目利き次第ってのは少なくともマーケットインとは言いにくいよね。

※4)英国建築協会付属建築学校(Architectural Association School of Architecture)建築専門の大学。日本でも越後妻有で滞在型のワークショップを開いている。ザハ・ハディドやレム・コールハースなど著名な建築家を輩出していることでも知られている。

※5)企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の思想から優位点を提案する手法。「作り手がいいと思うものを作る」という考え方、独自の発想などが生まれやすい一方でマーケットの意見を必ずしも反映しているわけではない。

※6)マーケット、言い換えると市場や購買者という買い手の立場に立って、買い手が必要とするものを提供していこうとすること。「顧客の声を聞いた商品開発」と言い換えられるが消費者や顧客は必ずしも自分が欲しいものを明確に知っているわけではないという側面もある。


6. 差別化しなきゃいけない

(やっさん)
個展などのキャリアがないからギャラリーは無理、個人の実績(経歴)もないからメセナも難しい、となると自分がいる広告業界の仕組みを使った方が自分の活動には向いているのではないか?と思ったんです。つまり、差別化をしないといけないだろうと。すでにGPSでドローイングは始めていたので、それを使って作家として他とは違うことを確立すべきだろうと。で、差別化のために2つ決めたことがありまして。
一つ目が「とにかくデカいのを作る」
二つ目は「いろんな場所で作る」

――デカいのはわかるけど、いろんな場所で作るってのはどうしてだろう? (やっさん)
GPSという道具の発達はある程度予測できますし、すぐに誰でも1日、2日で文字くらいは描けるようになると思いました。でも、何日もかけて普通そこまでやるか?と思うようなスケールの大きいものを色々な場所で作るっていうのは誰にでもできるものじゃないぞと。ここで差別化はできるかなと思いました。で目を付けたのがギネスだったんです。わかりやすく、誰でもできないことになりますから。ただ、気づいたのはいいのですが、意外とハードルが高くて、記録として認められたのはそこから2年後でした。

――思ったより、大変だったのね。 (やっさん)
そうですね、ギネスで承認してもらうことはわかりやすい差別化です。色々な場所で作るということに対しては、自分は東京近郊に住んでいますので、北は北海道から南は鹿児島まで大型連休を使って、一年くらいのスパンで作品を作りました。それと並行して比較的近所の数日で仕上がるものも作って色々と試行錯誤していましたね。

――作品も色々あるよね、作品そのものの関連性というよりも、作品ごとにストーリーがあるっていう認識でいいのかな? (やっさん)
ストーリーがあると思ってもらえるのはうれしいですね。単純に思い付きじゃなくて、作品に意味を持たせるようには心掛けています。だから初音ミクから原爆をモチーフした作品まで、どんなふうに受け入れてもらえるのか?ということも意識して製作していますね。

――鑑賞する側からすると作家の考え方とか、時系列ごとの作品の流れが一つのストーリーに見えるんですよ。これは勝手な感想だけど今の話を聞いているとやっさんのGPSドローイングの作品性というか、価値って、やっさんが悩んで日頃の仕事や生活の合間を縫って歩いて作品を作り上げた積み重ねから生まれてるんじゃないかなぁと、、。 (やっさん)
それは、あるかも。意識したことはなかったですけど。そういう視点で見てもらえると面白いですね。

――鑑賞者ってわがままというか残酷だから、作家が苦しいでいるところとか、ちょっとへまするところとかも含めて、鑑賞しちゃう。そういう風になると作品にも作家にもなんか近づけた気もするしね。 (やっさん)
いや~今も悩んでいるんですよ。最近は依頼を受けて作品作ることが多くなって来ているので、自主的にテーマを探ることが減っているんです。時間も限られているし。お客さんの依頼で作っている感じ。

――それって最初に考えていた、制作スタイルがうまくいってることじゃないの? (やっさん)
そうなんですけどね、商業的になっている自分がいやらしい方向に向いているなぁと、矛盾みたいなものを感じていますよ。そういうのに悩んでいますよ。

      

――そうそう、そういうのに鑑賞者は共感すると思うよ。作家の苦悩というのは観ている方からするととても感じるところが多いよ。 (やっさん)
でもね、悩みというか、商業的な活動から得るものもあって、次の作品のテーマが浮かんできているんですよ、例えば、、、(この先はネタばれなので秘密)

――おお~それはこの先が楽しみだね、制作についていきたくなるテーマだね。 (やっさん)
柔軟に色々考えられるようになったところは川俣先生に感謝しています。自分のあり方も含めて制作の基本になっていますね。GPSドローイングの場合も地域との関係性も重要ですから、いろいろ得るものが大きいです。

――きっかけはプロポーズだったんだよね?GPSを道具として使うのて? (やっさん)
そうですね、どうせプロポーズするなら面白いことがしたいなぁと、やるなら大きいものを作りたいなと、それもアーティストの自分としてやるんだから面白いものが作りたいなぁと。

――その時点で、作品のコンセプトは決まってたんだね、シンプルに道具との出会いも、素材としての土地との関係も川俣先生のところで学んでいたことがつながっているのかな。 (やっさん)
そうですね、土地との関係性も含めて制作を続けていきたいですね。


7. そしてゴール

日暮れてきました、ゴールまであと少し

日暮れてきました、ゴールまであと少し

場所確認

場所確認

夕方の渋滞、急げ!

夕方の渋滞、急げ!

到着!お疲れ様でした。

到着!お疲れ様でした。

実は、イノダコーヒーで予定より1時間も多く話し込み、時間はすでに午後3時を回っていた。残りの走行距離がまだ1/3以上残っていたため、大急ぎで自転車を走らせ 午後5時30分、平安神宮そばでゴールを迎えた。
そして完成したのが

AmeeT

AmeeT

「AmeeT」のロゴです。

今回は実際にやっさんの制作を体感しながら、彼とドローイングの道具としてのGPSの出会いから、作品の誕生に至るまでを追いかけた。半日という短い間ではあったが、本稿ではアーティストとしてのやっさんが誕生し、彼の言葉を借りれば「差別化」された一人の作家として成立する過程を追いかけてみた。

彼一人だけでは、まだまだ作家と作品と道具との関係は計り知れるものではない、ただ道具と作家の間にあるストーリーを少しでも感じて頂き、彼らの作り出す作品を楽しむ一助となれば幸いである。


竹中 寛 HIROSHI Takenaka
竹中 寛 HIROSHI Takenaka

1976年生まれ 大阪市立大学大学院創造都市研究科 都市経済政策研究分野修了 青年海外協力隊→老舗照明メーカー(照明デザイン)→某印刷会社(CMFデザイン→デザインマネージメント)
プロダクトデザイナーとしてのデザインにこだわらず、創造性(Creativity)の視点からのデザインについてジャンルを問わず試行(思考)中。


Arts + Material
~作品と作家の間には道具と素材があるはず、、だ~

Category: Feature





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