2010 09 13
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EVENT REPORT
京都市美術館コレクション 第2期
京の閨秀・女流・女性画家
-担ったもの/担わされたもの-
京都市美術館で、年に数回、設定されたテーマに沿って収蔵作品から作品が選ばれる展示「京都市美術館コレクション」。
イベント・レポート
京都市美術館で、年に数回、設定されたテーマに沿って収蔵作品から作品が選ばれる展示「京都市美術館コレクション」。
本展を観賞するまで、私はフィギュアとドールの違いも知らなかったのである。
指の関節痛をレントゲン検査し、まじまじと自分の両手の骨の画像を見た。骨は、別次元の私を表していた。
御土居とは、天正19年(1591)に豊臣秀吉が築造した、高さ3~6m、全長約23kmにおよぶ堤のことで、かつて京都の町をぐるりと囲んでいた。
立ち去ってもなお、そこへ引き戻される感覚。それは、そこで過ごした時間の記憶が、たとえば嗅覚の奥に、目を閉じた脳裏に、舌の奥に封印されているからだろうと思う...